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新型インフルエンザで重症者や死者が多い理由を図解する
番外編 新型フル患者分布地図 国立感染症研究







1918年の新型インフルエンザウイルス罹患患者の収容の様子…こんなことにはならないのでご安心ください

厚生労働省:新型インフルエンザ対策関連情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

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第83回日本感染症学会総会のお知らせ 

 第83回日本感染症学会総会・学術講演会が2009年4月23日、24日に京王プラザホテルで開催されます。

 国立国際医療センター国際疾病センターの工藤宏一郎氏が感染症updateの中で「鳥インフルエンザ」と題して講演を行うほか、「オセルタミビル耐性H1N1」を取り上げた一般演題、さらには「新型インフルエンザシミュレーション」の成果も発表されます。

 また、4月23日には、「2007-2008,および2008-2009:オセルタミビル耐性H1N1 インフルエンザウイルスの流行」「本邦6 地域におけるオセルタミビル耐性H275Y 変異A/H1N1 インフルエンザウイルス発生頻度」の一般演題があるほか、「新型インフルエンザシミュレーション」と題する発表も予定されています。

 感染症にかかわる臨床医を中心に全国の感染症専門医、ICDが一同に会する絶好の機会です。この学会に集まる人たちの協力なくして、新型インフルエンザの治療はなしえないでしょう。

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[ 2009/04/18 00:00 ] 講演・セミナー | TB(0) | CM(0)

平成19年度新興・再興感染症研究推進事業 新型インフルエンザセミナー 

1年前は、こんな議論が交わされていたことを思い出しました。
平成19年度新興・再興感染症研究推進事業 新型インフレンザセミナー http://www.jhsf.or.jp/seminar/sample.html#20080229

新型インフレンザって何? 国は何をしてくれるの?
企業はどうするの? 私たちはどうするの?

参加費 : 無料
定員 : 500名
会場 : 有楽町朝日ホール (有楽町マリオン 11階)

20080229.jpg
20080229b.jpg 「新型インフエンザセミナー」を「新型インフレンザ」と間違えているのはご愛嬌か。

99 :情報提供係 ◆J/Mju4Qndo:2008/03/01(土) 00:49:52 ID:D9LHAmlX0
今日、政府が呼びかけた講演会があったんだ。
厚生労働省の健康局結核感染症課長が袋叩きにあうという面白い
イベントだったぞ。国立感染症研究所からは、
「政府の想定に科学的な根拠がない」と 公言され、事業継続
推進機構の理事長、この人は国土交通省の役人だが
「厚生労働省にこのような難局をさばく能力があるとは思えない。
最低限維持すべき産業って何ですか?と自分に先月聞いてきた
段階で終わってると思った」と言われ、
リスクコミュニケーションの専門家から「課長はリスク
コミュニケーションが大事とおっしゃいましたが、
話が長いで単語があいまい。つまり、
リスクコミュニケーションの基礎ができていない」とまで
言われていた。それでも課長はけなげなもんで、
「政府の想定に間違いはない。2年前にWHOが呼びかけた
基準に基づいている。それ以降の情勢の変化?は?なにそれ?
聞こえんな。そもそも致死率2%の対応だって死ぬほど大変
なのに、3割4割なんてやってられっか」という趣旨のご発言を
ものすごく丁寧な言葉で言っていて俺は感涙を抑えられなかった。
よければ国民のために(以下、略)

111 :情報提供係 ◆J/Mju4Qndo:2008/03/01(土) 01:43:58 ID:D9LHAmlX0
>>105
スイスは自国でワクチンを製造できないんだよ。
それで、非常事態になったときに、絶対に他国はスイスに
ワクチンを回してくれないだろうという判断から
プレパンデミックワクチンでもいいから、打つべきだという
政策決定をした。アメリカとカナダはそれとは違うんだ。
発生した後に、パンデミックワクチンを全国民に迅速な方法で
接種する仕組みを作ろうとしている。
これは確実に効くわけ。副作用は一定の比率で出ること
間違いないけど。
日本では、組織をプラントで培養する技術が成熟していなくて、
卵を使ったやり方でワクチンを作っているために、
どうしても時間がかかるし、数にも限界があるってことなんだよ。
ただ、日本はワクチンを製造する技術があるのだから、
パンデミックワクチンを迅速に開発して、製造する仕組みを
作ったほうがいいことは間違いない。
プレパンデミックワクチンはあくまで鳥インフルエンザウイルスだから。
日本は、どちらかというとワクチンの安全性が極限まで
確認されない限り、接種すべきではないという意見が根強いし、
そもそもインフルエンザと人間は共存できるし、
そうすべきだという主張まであるから、そこらへんが
迅速にできないのはやむをえないところかもしれない。

112 :情報提供係 ◆J/Mju4Qndo:2008/03/01(土) 01:46:52 ID:D9LHAmlX0
うーむ、やはりこういう認識をみるにつけて、
「新型インフルエンザ」って名前は危ないな。
名前を変えたほうが良いかもしれない。
それこそ「ヒト家禽ペスト感染症候群」とか。
これも国立感染症研究所のつけた仮名だけど。
所詮はインフルエンザだ、別に怖くないっていうけど、
インフルエンザは死ぬことがある病気で、
風邪とは違うってことが認識されないのは残念なことではあるね。

141 :名無しさん@八周年 :2008/03/01(土) 03:51:10 ID:HgzShl/L0
>>99
NHK20時45分のニュースでやってた。
国立研究所の人が
政府の予測は甘い、致死率2%は根拠が薄い、
事実アメリカは致死率20%の想定で訓練してる、
という主旨の発言をしたとだけ紹介してたな。

162 :情報提供係 ◆J/Mju4Qndo:2008/03/01(土) 06:56:58 ID:D9LHAmlX0
今言われている備蓄などのさまざまな対策はというのは
  感染者数→
時■←発生
系■■■■■■■■←封じ込め政策破綻
列■■■■■■■■■■■■■■■■■■■←医療体制崩壊
↓■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
↓■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
↓■■■■■■■■■■■■■■■■■■←経済体制の崩壊
いきなり数がこんなに多いとこんなタイムスケジュールになりかねないから

  感染者数→
時■←発生
系■■■←封じ込め政策・新型インフルエンザ対策本部の設置
列■■■■←パンデミックワクチンの投与開始
↓■■■←タミフル・リレンザの予防投与開始
↓■■■■←時差出勤励行・企業活動一部抑制・イベントの禁止
↓■■■←ウイルスの同定とワクチン製造の開始

こんな調子で、どうにか感染者数増加のカーブをなだらかに
抑え込んで、ワクチン製造と接種のための時間を稼ぎ、
最終的に全国民じゃなくても(打ちたがらないやつはいる)、
国民の半分以上95%未満のどこかの数値にワクチン接種者の
割合が達した段階でパンデミック終了ということにしたいと
いう話なんだよ。こういう抑え込み方ができれば、
医療体制が崩壊することもないかもしれないし、状況をコントロールできるからさ。
よく岡田さんなんかが切れているのは、このワクチンの
緊急増産体制がないのに、厚生労働省が妙に悠長なことを
言っているからだよ。プレパンデミックワクチンでも
ないよりマシかもしれないという言い方を彼女はしていた。
彼女も本音ベースではパンデミックワクチンを接種したほうがいいと考えていると推察している。当たり前だが。

941 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/01(土) 00:51:45 ID:eObJ1UeX
新型インフルセミナー行ってきた。
また改めて書くけど、厚労省の担当官の認識の甘さ加減が
際だって絶望的な感じだった。
収穫としては、プレパンデミックワクチンが平成19年度の
備蓄を加えて2000万人分になるということ。
プレパンデミックワクチンの年間生産量が約1000万人分。
これは限界値らしい。
パンデミックが発生し、新型株が分離できた暁には、
通常のインフルエンザワクチンの生産ラインも新型インフルエンザワクチンに切り替えて製造するとのこと。
でもね、新型用ワクチンが半年で完成という根拠と、
実際全国民に接種する実行計画については確認できなかったのですよ。
率直な感想としては、厚労省のプランは、事が起きてから
対応する事項の羅列であって、感染拡大を防止するための
先手必勝的プランは考えていないという点に重大な疑問を感じる。
国民の生命を守る責務など微塵も感じられない。
この役人どもを動かすための行動が必要なのかもしれない。
いや、マジで。

950 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/01(土) 01:26:25 ID:eObJ1UeX
もうひとつ書いておく。
H5N1の致死率が現状で60%程度。
これが劇症型である理由は、このウイルスの
8つの遺伝子にある4つの因子に規定されるとのこと。
ある説では、致死率が下がらないとパンデミックは
起こらないなどという説があるけど(厚労省担当官は
この説を信じてるらしい…誠に楽天的な考えだと思うのだが)
この4つの遺伝子が「人間に都合の良い」軽症型に変異する
可能性は、統計学的にもきわめて少ない。
国立感染症研究所の小田切室長の意見では、下がったとして致死率30%。
それでもスペイン風邪に比べて遙かに重大な被害をもたらすということ。
「厚労省試算の64万人死亡説は甘すぎる」と、
当の厚労省結核感染症課長を目の前にしてはっきり指摘していました。
感染研と厚労省の認識がこうもずれている原因は
なんなんでしょうかね。
64万人死亡説はいつぞやのWHOの会議で策定された致死率を
当てはめたもので、世界的にはこれで策定してる…とか
なんとか言ってましたが、ソースお持ちの方は教えてください。

958 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/01(土) 01:47:39 ID:eObJ1UeX
現状のH5N1の致死率に対して、あまりに低い設定について
聞いてみたが「現在の致死率は(発展途上国など)
医療レベルが低い地域でのものであって、
医療が発展している日本では致死率が下がるであろう」
という考えによるものらしい。
それって希望的観測っていうやつ?
それから、備蓄2週間説の根拠は「そのくらいが限界だろう」
って言ってました。
何の説得力もありません。
役人のやる事なんてこんなものです。

961 :情報提供係 ◆J/Mju4Qndo :2008/03/01(土) 01:55:29 ID:kHHHUpyF
なんだ、その質疑応答。名刺交換会で聞いたのかな? 
俺は会議があったんでさっさと帰った
けど。医療技術は発展しているけど、医療体制は崩壊してるじゃないか。
医師もコメディカルもこのままなんら感染制御の工夫もなく
医療に従事しろというなら、特攻隊の精神となんらかわらないじゃないか。
ただ、ワクチンに関しては厚生省は薬害C型肝炎訴訟の
歴史的敗北と、その前の薬害エイズ訴訟の経験から、
どうも真面目に取り組むつもりがないことが分かってきた。
どんなに大量に人が死んでも、それは疫病だから仕方ないし、
厚生労働省の責任じゃないというんだよな。
それに対して、ワクチンを大量に接種して、
大量に人が死ぬことを防いだとしても、
結果的に少なくない人間が副作用のせいで人生を棒に振る
結果になったら、それは厚生労働省の責任になると。
薬害ということになるからね。
真顔で、国民の代表が選んだ政策を粛々と
遂行しておりますと言われたときに(以下、略)

975 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/01(土) 02:33:50 ID:VBi7CAJG
>>971
>医療体制の不備については、「基本、自治体任せ」という建て前がある。
>厚労省の逃げ口上にも聞こえるんだけど。
でも、Nスペ第2夜で厚生労働省 結核感染症課 
正林督章企画調整官は「医療体制の整備は、一義的に
地方自治体の役割」で「医療関係者、国民の理解を得た上で
地方自治体を支援していく」といっていますよ。
逃げ口上にも聞こえますが、医療関係者と自治体住民の
要望を聞いたり、協力を取り付けたり、調査をしたり
した所(滋賀県みたいなところ)は要望に応じて国が支援していくとも聞こえますし。
予算がないからとホームページに情報すら載せない
自治体と積極的に情報を集約している自治体があるのは
何故なんですかね。
正林さんは政府チャンネルでは自治体は訓練を重ねろ、
訓練しないでぶっつけ本番では何もできないぞという
趣旨のことも言ってますし。それでも何もしない自治体にも
問題があると思います。
むしろ、政府と自治体の間が膠着しているのかも。

980 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/01(土) 03:26:59 ID:eObJ1UeX
>962

企業のとるべき対策については、NPO法人事業継続推進機構 理事長の丸谷浩明氏が明確に訴えていました。
いわく、「政府の指示を待ってるような経営者は失格」
それぞれの企業で生産される商品(製品やサービス)が、
ライフラインに直結するかどうか、
社会の維持に関わるかどうか、それぞれが個別に判断して、
パンデミック時でも維持が必要と考えるなら
プレパンデミックワクチンの投与を直訴するなど、
監督官庁に進言するべきとのこと。
また、最低限の事業継続ができるシフト体制を
検討しておき、同時に社員の生命の安全を最優先することを経営者は考えなければならない。
経営者の判断の甘さによって感染を広げた場合、
相応の社会的信頼を失うことを理解すべし、とのこと。
恐れるのは「従業員を危険にさらしてでも事業を
継続しようとする場合」と「感染疑いがあっても
出社してしまう社員がいる場合」
経営者が「多少の犠牲はやむなし」なんて考え出したら、
犠牲者は哀れだよなぁ。

個人・家庭の新型インフルエンザ対策より引用させていただきました。

[ 2009/03/29 00:00 ] 講演・セミナー | TB(0) | CM(0)

茨城県龍ケ崎市講演「新型インフルエンザの概要と対策について」平成21年3月22日13時~ 

新型インフルエンザをテーマとする市民健康フォーラムの開催について

 

新型インフルエンザをテーマとする市民健康フォーラムを

下記のとおり開催します。
世界的な大流行が懸念される新型インフルエンザに関する

より一層の知識を深める機会として、ご参加ください。

             

              記

1.日 時:平成21年3月22日(日)     13時(開場)~15時30分

2.会 場:龍ケ崎市文化会館 小ホール  TEL64-1411

3.次第(予定)
   13:45~14:55
     講演会「新型インフルエンザの概要と対策について」
       講師:茨城県立中央病院  土井幹雄 副院長

   15:00~15:30

     シンポジウム
        テーマ「新型インフルエンザについて」 
         司会  山本法勝 先生
       (竜ケ崎市・牛久市医師会竜ケ崎支部長/山本医院 院長)

   回答者
     土井幹雄 先生 (茨城県立中央病院副院長)
     海老原次男 先生 (龍ケ崎済生会病院副院長)
     本多めぐみ 先生(竜ケ崎保健所 所長)

4.その他

   予約不要・入場無料です。


 茨城県立中央病院は、現在小児科一般外来が中止されるなど、非常に厳しい病院運営体制となっております。(平成21年4月以降、小児科一般外来再開の予定となっています。)

 現在の医療体制を維持するのも困難な中、新型インフルエンザ対策にどれだけ時間とカネと労力を費やすことができるのかが、現実なのですが、一般国民はこの状況をおそらく理解していないでしょう(要求ばかり多い)。

[ 2009/03/22 00:00 ] 講演・セミナー | TB(0) | CM(1)

新潟市で外岡立人氏も参加する新型インフルエンザ対策フォーラム開催 

フォーラム:新型インフルエンザに備えて
1 日時
     平成21年3月21日(土) 午後2時~5時

2 会場 
    りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場

3 主催
  新潟県・新潟市

4 内容
  基調講演:外岡立人(とのおか たつひと)氏 新型インフルエンザ・コンサルタント 元小樽市保健所長
  パネルディスカッション
  コーディネーター
  竹内裕(新潟市保健所長)
  山理(新潟県福祉保健部健康対策課長)
  パネリスト
  藤田一隆氏(新潟市医師会理事)
  石田晶子氏(新潟市小中学校PTA連合会副会長)
  ほか事業者等予定 → イオン(株)からもご参加いただくことになりました。 

   5 申込み方法
     お名前、ご住所、電話番号、参加人数をご連絡ください。
  電話、ファクシミリ又はEメールでお申し込みください。
  ファクシミリによる申込書は、案内チラシにありますので、ダウンロードして記入してください。

6 申込先
  新潟市役所コールセンター
  電話:025-243-4894
  FAX:025-244-4894
  E-mail:4894call@call.city.niigata.jp

7 その他   参加確認の通知はしませんので、当日会場にお越しください。
  申込時の個人情報については、当フォーラム以外の目的に使用することはありません。
  案内チラシ

 案内チラシの「皆さんとともに考えます」という意味はどういう意味でしょうか?

[ 2009/03/14 00:00 ] 講演・セミナー | TB(0) | CM(0)

平成21年2月6日喜田宏・河岡義裕・押谷仁3教授が新型インフルエンザ対策を語った 

 文部科学省の「新興・再興感染症研究拠点形成プログラム」の一環として、公開講演会「新型インフルエンザ研究最前線~3人 のトップ科学者が語る」(主催=文科省、理化学研究所感染症研究ネットワーク支援センター、東大医科学研究所)が2009年2月 6日、東京都内で開かれ、3人の研究者が講演した。東大医科学研究所の河岡義裕教授は、「(通常の季節性)インフルエンザで 、熱が下がると薬を飲むのをやめてしまう人が多いが、調査によると、感染6日後でも1万個以上のウイルスを口からまき散らし ていることが分かっている。処方されたタミフル、リレンザはすべて服用してほしい」と呼び掛けた。

 河岡教授は、「パンデミック・インフルエンザ」と題して講演し、「インフルで発熱し、熱が下がるとすぐ会社や学校に行く 人が多いが、感染拡大を防ぐためにも、熱が下がってもしばらく自宅で安静にして」と語った。
 また、食べ物からの感染についても説明。「鳥インフルに感染した鳥が泳いでいた池などで捕れた魚や、鳥インフルに感染し ている鳥の肉、卵、豚の肉などを食べて感染することはない。しかし、ベトナムの伝統料理のカモの血で作ったゼリーを食べた 場合は、感染する危険性がある」とした。

 東北大大学院医学系研究科の押谷仁教授は、「新型インフルエンザの脅威とその備え」の演題で講演し、政府が設置を呼び掛 けている「発熱外来」が、逆に感染拡大を引き起こす危険性について言及した。
 押谷教授は、「新型インフルが流行し、3000万人の人がいっぺんに医療機関を受診すると、医療現場は持たなくなってしまう 。そこで、『新型インフル患者』『新型インフル以外の発熱者』『感染も発生もしていない人』に振り分けて、交通整理をする 役目を期待されているのが発熱外来だ。しかし、その発熱外来の待合室こそが感染拡大の場所になってしまう危険性もある」と 指摘。「ファクス、電話などで対応する方法を考えていかなくてはならない」と述べた。
 また、新型インフル対策の基本的な考え方として、「社会機能を維持しつつ、感染リスクを最小限にすることが大切」と強調 。被害を軽減するための具体的な対策としては、▽早期段階での学校閉鎖▽発症者の自宅隔離▽接触者の自宅待機―を挙げた。 しかし、発症者の自宅隔離については「医療提供をどうするかという課題がある」、接触者の自宅待機については「実施できれ ばかなり有効だが、倫理的な課題もある」とした。

 北大人獣共通感染症リサーチセンターの喜田宏教授は、「鳥とヒトのインフルエンザ」と題して講演。「ユーラシア、アフリ カの62か国の家禽(かきん)と野鳥に感染が拡大し、このうち15か国で約380人の人が感染し、6割が死亡している。H5N1型ウイ ルスが10年の間、絶えないのは、中国、ベトナム、インドネシア、エジプトがワクチンに頼り、鳥インフルを制圧しなかったか らだ。このまま(鳥インフルの)淘汰(とうた)を怠っていては、この(新型インフルがいつ発生するか分からない)状態は今 後も変わらない」と指摘した。その上で、「H5N1高病原性鳥インフルウイルスを鳥の中だけで抑え込むことは、家禽産業の経済 被害や食の安全を超えて、パンデミック対策の最重要課題と言える」と述べた。
 また、ウイルスの存続メカニズムについても説明。「ウイルスが最初にどこから来たかは定かでないが、湖沼の水中のウイル スに、渡り鳥のカモが経口感染し、腸管で増殖したウイルスをふん便と共に排泄する。そのウイルスがカモの群れの移動によっ て運ばれ、家禽や家畜に感染する。さらに、湖沼中のウイルスは冬季に凍結保存され、存続する」と述べた。
(2009年2月6日 キャリアブレインより引用・一部改編)


[ 2009/02/16 00:00 ] 講演・セミナー | TB(0) | CM(0)









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