TOP PAGE 210万人死亡イメージ 木村盛世等
新型インフルエンザで重症者や死者が多い理由を図解する
番外編 新型フル患者分布地図 国立感染症研究







1918年の新型インフルエンザウイルス罹患患者の収容の様子…こんなことにはならないのでご安心ください

厚生労働省:新型インフルエンザ対策関連情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

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予防接種法抜本的な見直しは遠い 

日本の予防接種法改正論議に新型インフル騒動は生きず?
 新型インフルエンザ発生を機に始まった予防接種法改正の論議は、懲りずに弥縫策で終わる様相だ。

 1990年代半ば以降、日本の予防接種政策は迷走し、制度は複雑化した。94年の予防接種法改正では、行政が接種を積極的に勧奨する法定接種が大幅に縮小された。2001年の見直しでは、65歳以上の季節性インフルを対象に法定接種“2類”(“1類”は旧来法にもあったポリオや百日咳などで、これらと比べ2類は接種の努力義務がなく補償額は半額程度)が新設され、天然痘など蔓延を防ぐため緊急性の高い「臨時接種」(接種の努力義務があり、補償額は1類と同額)と、全3枠になった。

 今回の新型インフル発生時は、感染力が低いため「臨時接種」対象に当たらないと、努力義務がなく費用も自己負担、補償額は2類と同等の枠組みとして特別措置法が設置された。だが、国が責任と接種費用を負いたくなかったためとの見方もある。

 昨年末に始まった厚生労働省の厚生科学審議会部会には、政策の抜本的な見直しが期待された。その“肝”は、法定接種の対象を拡大し、副作用が生じた場合の国・メーカー・医師の免責制度と、患者への補償制度の強化をセットで行うことだ。これらの条件が整ってこそ、大手メーカーがワクチン開発に乗り出し、外資メーカーから好条件も引き出せ、必要なワクチンを確保できる。

 だが2月9日の第一次提言案を見る限り、抜本改革への機運は低い。肺炎球菌などニーズが急増する予防接種の法定化どころか、特措法と同じく努力義務を課さない新たな「臨時接種」枠を定める場当たりぶりだ。国民や患者不在の議論が続く。
(2010年2月19日週刊ダイヤモンドより引用・一部改編)

 国民や患者不在の議論が続く。
 国民や患者不在の議論が続く。
 国民や患者不在の議論が続く続く続く続く続く続く続く・・・

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[ 2010/02/22 00:00 ] 諦めの気持ち | TB(0) | CM(0)

脳幹出血とインフルエンザの因果関係の乏しさ 

医療関係者、新インフル感染死亡 茨城
  茨城県は7日、脳幹出血で6日に死亡した同県ひたちなか市の40代男性が、新型インフルエンザに感染していたと発表した。男性は日立製作所水戸総合病院の臨床検査技師。

 名古屋市も7日、市内の女児(5)が同日死亡し、新型インフルエンザ感染が確認されたと発表。国内の死者は疑い例も含め51人になった。

 茨城県によると、感染死亡者の職業はほとんど公開されていないが、病院の医療関係者の感染死亡例は全国的にも聞いたことがないとしている。男性は肥満で、高血圧症や脳出血などの基礎疾患があった。

 名古屋市によると、女児は6日に発熱などで受診した。7日午前、けいれんの発作を起こし再び受診したところ、A型陽性とされ、タミフルの処方を受けて帰宅。同日正午ごろ、自宅で心肺停止状態となり病院で死亡、新型の感染が確認された。基礎疾患はなく、直接の死因は不明という。
(2009年11月8日共同通信より引用・一部改編)

 毎週150万人以上(人口の1%以上)のインフルエンザ患者が発生している状況です。

 一方、毎週約2万人の方が何らかの理由で死亡しています。

 インフルエンザ患者≧死亡者

 なのです。

 そういう状況で、毎週約2万人の方が亡くなっているとして、その約1%の方はインフルエンザに感染していてもおかしくありません。

 なのに、今回脳幹出血で報道されてしまった方は、偶然PCR検査をしただけなのです。

 国は、この方を新型インフルエンザによる死亡例としてWHOに報告し、世界の死亡者数にカウントされています。

 誰もがおかしいなと思っていても、こういう変なデータだけが蓄積されている状況です。

[ 2009/11/12 00:00 ] 諦めの気持ち | TB(0) | CM(2)

普及啓発の困難さ 

今は結核予防週間です。

 厚生労働省では、毎年9月24日~30日を「結核予防週間」と定めて、結核に関する正しい知識の普及啓発を図ることとしています。結核予防会では周知ポスターやパンフレット「結核の常識」等を作成配布するとともに、「全国一斉複十字シール運動キャンペーン」として全国各地で街頭募金や無料結核検診、健康相談等を実施して、結核予防の大切さをお伝えしています。

http://www.jatahq.org/headquarters/index3.html

 普及啓発活動に対する予算への効果はどうなっていますかということを、予算担当者から聞かれ、その対応に苦慮することがしばしばあります。結核対策のような、自治体単位で効果判定が不可能な対策は、国レベルではなく、地方自治体レベルで予算の裏づけを合理的に説明するのは困難です。患者さんは、簡単に県境をまたいできます。

 「インフルエンザ予防週間」に相当するものは、少なくともアメリカには存在し、徹底的なキャンペーンを展開します。

 今の日本は、だらだらと新型インフルエンザに対する情報が垂れ流されていますが、色々な人が、自分たちの利益や保身を中心に考え、意見を出してきているという印象が強いので、正しい知識の普及啓発の困難さを実感しています。

[ 2009/09/27 00:00 ] 諦めの気持ち | TB(0) | CM(1)

2009年5月8日に新型インフルエンザA/H1N1患者が日本国内にいたことが判明 

 横浜市衛生研究所が、リアルタイムRT-PCR検査およびRT-PCR検査では陰性であったが、分離培養検査で陽性と判明した事例を公表しました。
(前略)
 このうち5月8日採取の検体から分離した症例は、横浜市で6月6日に遺伝子検査により確定した第1例目より1カ月早く、国内では一番早い分離例となったのでその詳細を報告する。

(中略)

 当所では5月8日に採取した検体について遺伝子検査を実施した。リアルタイムRT-PCR検査およびRT-PCR検査でA型共通のM遺伝子、AH1pdm HA遺伝子、季節性AH1、AH3型のHA遺伝子検索を行ったがすべて陰性であった。分離培養検査ではMDCK細胞を用い、培養液に2%アガロースを加えたプラーク培養を行った。培養2代目にCPE陽性となり、リアルタイムRT-PCR検査でAH1pdm HA遺伝子を確認した。また、分離株はモルモット血球に対し16HA価を示し、HI試験ではAH1型抗血清(A/Brisbane/59/07)やAH3型抗血清(A/Uruguay/716/07)に反応しなかった。

 この最初の分離株A/横浜/1000/2009と他のAH1pdm分離株についてHA、NA、M遺伝子を調べた。HA遺伝子ではA/横浜/1000/2009は5月までに国内外で分離された株と相同性が高く、6月以降に横浜で分離された株(諸外国からの輸入例を含む)にみられたアミノ酸置換(206番目のアミノ酸がセリン:Sからスレオニン:T)した株とは異なっていた(図2)。NA遺伝子ではオセルタミビルに対する耐性変異(H275Y)はみられず、また、M遺伝子ではアマンタジンに対する耐性変異(S31N)を持っており、これまで報告のあったAH1pdmの特徴がみられた1)。
(後略)

(2009年8月6日 感染症研究所感染症情報センターIASRより引用・一部改編)

 国内第1号患者は、成田空港検疫所での発見例でも、神戸市内の高校生でもなく、横浜市内の28歳女性であるという報告です。

 これは大ニュースです。

 マスコミは何故大々的に取り上げないのでしょうか?

 このニュースから分かることは、

 新型インフルエンザ患者をもれなく検査診断で検体採取から数時間以内で診断することの困難さ

 です。

 分かりやすく書いてしまえば、

 新型インフルエンザ患者を確実にもれなく診断することは不可能であり、検疫所での封じ込めや、日本各地で行われた発熱外来による封じ込めの茶番さが立証された

 ということです。

 このニュースの重大性にマスコミはもっと気づいてほしいです。

[ 2009/08/10 00:00 ] 諦めの気持ち | TB(0) | CM(4)

感染症差別意識を国民に植え付けているのはマスコミ 

ハンセン病と新型インフル 変わらない、日本人の感染症差別意識

 国は過去のハンセン病対策に、謝罪と反省を表明している。しかし、同じ感染症である新型インフルエンザ対応では、「隔離」という言葉が飛び交い、感染者やその学校に根拠のない誹謗(ひぼう)中傷が殺到した。「ハンセン病対応でみられた感染症への誤った対応が、新型インフルエンザ対応でも露呈した」と指摘する専門家らの声がある。

(以下省略)

(2009年6月22日 産経新聞より引用・一部改編)

 産経新聞は、いかにも世間一般が感染症差別意識を持っているかのような記事を書いていますが、感染症差別意識を国民に植え付けているのは明らかにマスコミです。

 行政が「感染症法では隔離という言葉は使われない」と何度も何度も説明しても、新聞記事には分かりやすさを優先して「隔離」という言葉を使うマスコミ。

 菅谷先生も、マスコミが新型インフルエンザ対策の方向性を曲げたと講演会でよく断罪しています。

[ 2009/07/03 00:00 ] 諦めの気持ち | TB(0) | CM(2)









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