|
TOP PAGE | 210万人死亡イメージ | 木村盛世等 | |
---|---|---|---|
番外編 | 新型フル患者分布地図 | 国立感染症研究所 |
|
厚生労働省:新型インフルエンザ対策関連情報 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html 日本の保健所の実施する積極的疫学調査の陥りがちな誤り
現在発生している豚インフルエンザに限らず、インフルエンザの集団発生があったとある施設から保健所へ報告があったとします。
その際、解析疫学のない調査を行うと、次のような顛末となりがちです。 1.施設から一方があったので、訪問して状況を確認。 2.マニュアルに則り、施設内の消毒よ二次感染予防策を指導。 3.その後の発生状況の日報を施設が保健所に送付。 4.終息確認、終息宣言。 日本中のほとんどの保健所がこのような対応をしていることでしょう。むしろ、「この対応の何が間違っているのか?」とお叱りを受けるかもしれません。 この対応の誤りは、 感染原因・感染経路の仮説をまったく立てていない調査であるという点です。 解析疫学のなされない調査は、まったく今後の対応に役立ちません。その場しのぎの対応で、医学的な根拠がまったくありません。 どんな些細な事例であっても、感染原因・感染経路の仮説を必ず立てる癖を立てましょう。単発事例でそのような癖を立てておかないと、パンデミックの時に対応できるわけはないと私は考えます。 スポンサーサイト
|
|