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新型インフルエンザで重症者や死者が多い理由を図解する
番外編 新型フル患者分布地図 国立感染症研究







1918年の新型インフルエンザウイルス罹患患者の収容の様子…こんなことにはならないのでご安心ください

厚生労働省:新型インフルエンザ対策関連情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

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患者搬送方法が正常化-ラッサ車は不要- 

 新型インフルエンザの発生に備え、総務省消防庁は2008年5月21日、国内で患者が確認されたとの想定で、川崎市消防局を会場に合同訓練を実施しました。新型インフルエンザ対策として同庁が初めて主催する訓練でした。この訓練には、当初の想定になかった、谷口隆義総務副大臣(公明党)が視察に訪れるということで、担当者は大童であったと耳にしています。

 訓練は、海外で鳥インフルエンザ(H5N1型)が新型インフルエンザに変異し、現地で感染した川崎市内の男性が帰国後に発症、数日後には同僚ら2人にも感染の疑いが発覚したとの設定でした。

 異常を訴える男性からの119番通報を受けた川崎市消防局が、神奈川県に電話で報告し、県からの連絡で消防庁が新型インフルエンザ研究対策本部を設置。感染拡大を防ぐため海外での対応事例などを消防局に伝えました。防護服を着用した救急隊員が、患者の男性宅に見立てた消防局庁舎から市立川崎病院に救急搬送する訓練が今回の搬送訓練のポイントです。
川崎市救急搬送
 これまでに各地で行われてきた封じ込め訓練において、患者を搬送したり、発熱外来で誘導する職員は、防護服(PPE)で厳重な装備をしていました。また、(疑い)患者搬送には、一類感染症患者を搬送するためのラッサ車が使用されたりしています。ラッサ車を使用しない場合でも、運転する運転士は防護服(PPE)で厳重な装備をしていました。例として、全国保健所長会のホームページに掲載されている、江東区新型インフルエンザ実地訓練の模様(2007/3/12)をご覧下さい。

 このような厳重な装備は、科学的な根拠がなく、そのような装備品を有していない一般国民の不安増幅するだけだという声が各地で上がり、防護服に関する検討が行われた結果、少なくとも疑い患者を搬送する救急隊員は、「マスク、手袋、ガウン、ゴーグル」で十分だという結論になりました。もちろん搬送もラッサ車などは使用せず、通常の車(救急車)で構いません。

 何度もいいますが、このような封じ込め訓練はあまり意味がないのでお勧めはしません(パンデミック訓練をお勧めします)が、もしするのであれば、今回の川崎市での訓練のように、搬送にはラッサ車は使用せず、通常の車(救急車)でいいということは行政関係者は知っておいていただきたいです。

 なお、ラッサ車は各地で行われる消防フェアで見ることができることもあるようです。検索してみると、立川消防フェア'07というイベントで公開されたということが一部消防ファンの皆様のHPで確認できますので、興味のある方はお調べ下さい。

山梨版読売新聞より引用 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080529-OYT8T00741.htm

■搬送方法

 消防関係者が最も懸念するのが、患者を隔離するための搬送方法だ。

 計画では、感染が確認された患者が1~2人であれば、保健所がカプセル型の搬送装置「アイソレーター」(陰圧装置)で指定病院に運ぶとしている。しかし現在、県が保有しているのは中北保健所にある1台だけ。民間にどれだけあるのかは「把握していない」(県健康増進課)。患者が多数発生した場合、県が、陰圧装置を持つ神奈川県内の民間救急搬送事業者に搬送を依頼するという。

 大量の患者が一斉に発生した場合はどうなるのか。ある消防本部は「119番通報が殺到し、我々が陰圧装置なしで運ぶことになる」と推測する。県健康増進課も「マスクや防護服を使用して、消防に運搬してもらうほかない。早急に消防関係者と話し合い、協力を求めたい」と話す。

 山梨県はアイソレーターにこだわっているようですが、どうなるものか楽しみですね。
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[ 2008/05/23 00:00 ] 移送・搬送・隔離 | TB(0) | CM(2)

教えてください

救急隊がラッサ車を必要としないとなると対応する医療機関も厳重な装備(空気感染対策)は不要になるのでしょうか?そうすると受ける準備も楽になります。病院にどの程度の感染対策を要求しているのか、今一つわかりにくいので整理していただけると助かります。
[ 2008/05/23 14:31 ] [ 編集 ]

http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/56idsc-hosp.html#jump3

国立感染症研究所感染症情報センターに、「鳥インフルエンザ感染が疑われる患者に対する医療機関での対応」の記載があります。参考にしてください。
救急隊がラッサ車を必要としない理由は、封じ込め期の陽性確率的中率も関係あります。すなわち、封じ込め期は、要観察例で搬送する患者のうち、実際に鳥インフルエンザ(H5N1)である確率は1%にも満たないと考えられますが、それに対して全てラッサ車を使用するのは物理的に不可能であるということです(ラッサ車が足りなくなることは明らか)。だとすれば、ラッサ車以外で搬送する方法を確立しておかないと、現実味がないのです。
[ 2008/05/26 22:28 ] [ 編集 ]

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