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新型インフルエンザで重症者や死者が多い理由を図解する
番外編 新型フル患者分布地図 国立感染症研究







1918年の新型インフルエンザウイルス罹患患者の収容の様子…こんなことにはならないのでご安心ください

厚生労働省:新型インフルエンザ対策関連情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

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発熱害来 

ooyakeブログ2008年6月24日記事に、「発熱害来?」という記事がありました。

神奈川県警友会けいゆう病院小児科部長 菅谷憲夫氏は、日経メディカルオンライン(専門家に聞くNo.10)において、以下のような発言をしています。
菅谷 追加しますが、新型インフルエンザに関する国のガイドラインの中に盛り込まれている「発熱外来」も、ナンセンスです。

-- 発熱外来は、新型インフルエンザの患者とそれ以外の患者とを振り分けることで、両者の接触を最小限にするために検討されているものです。

菅谷 欧米では「発熱外来」の計画はありません。インフルエンザに罹った患者からは、発熱の前からインフルエンザウイルスが排出されています。どういうことかというと、発熱外来で振り分けてみたところで、すでに、家族や会社や学校など周囲への感染はいたるところで起こってしまっているということなのです。「発熱外来」はSARSならば意味がありますが、インフルエンザではむしろ有害です。そもそも患者数が多すぎて、物理的にも無理なことは、臨床家なら常識で分かると思います。

-- 国の対策もまだ修正がきくと思います。先生方にはもっと発言していってもらいたいと思います。
 実は、オーストラリアには、西オーストラリア政府の保健省のホームページにGuidelines for Establishing a Fever Clinic>(http://www.health.wa.gov.au/disaster/pandemic_influenza/main/doc/feverclinic.pdf)という発熱外来の計画が掲載されています。オーストラリアの人口密度を考えてみれば、発熱外来は成立するのかもしれません。逆に言うと、この西オーストラリア政府の発熱外来の計画以外に、欧米で発熱外来の計画を探し出すことは出来ませんでした。

 要するに、封じ込めできないという特徴こそが、新型インフルエンザの最大の特徴であるのに、封じ込めをしようとしていることが、日本の戦略の最大の誤りということでしょう。東北大学の押谷仁教授も、その点を嘆いています。

 さて、 「国の対策もまだ修正がきく」のでしょうか。ここが重要で、国はなかなか一度決めたことを修正しません。

 私自身も、発熱外来は発熱害来だなと感じています。しかしながら、人口密度の高い日本で、少ない医療資源の中で最大限のトリアージをするための代替案を見つけられません。在宅医療を唱える医師もいますが、マンパワー不足必至です。

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[ 2008/07/02 00:00 ] 発熱外来 | TB(0) | CM(0)

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