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新型インフルエンザで重症者や死者が多い理由を図解する
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1918年の新型インフルエンザウイルス罹患患者の収容の様子…こんなことにはならないのでご安心ください

厚生労働省:新型インフルエンザ対策関連情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

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H9N2の可能性と「世界人口の60%以上死亡危機説」の虚 

鳥インフル、世界的大流行の可能性が高い低病原性ウイルス「H9N2」-香港
という記事が目に付きました。
http://www.web-tab.jp/article/3531
 世界的大流行(パンデミック)の危険性が懸念される新型インフルエンザ―新型インフルエンザの発生につながるのはH5N1型ではなく、H9N2型の鳥インフルエンザウイルスとなる可能性が高いとの見解を専門家らが示している。

 この見解は22日、香港大学で開催された汎発性インフルエンザに関する非公開シンポジウムで示されたもの。H9N2型の方がヒト細胞への適応が進んでいるためだという。

 鳥インフルエンザの権威である米セント・ジュード小児研究病院のロバート・ウェブスター博士は、「シンポジウムでは、H9N2型ウイルスが新型インフルエンザの流行を引き起こす確率が高いとの見方で意見が一致しました」と語る。

 ウェブスター博士によると、ヨーロッパ、アフリカ、アジアの各地域でH9N2型鳥インフルエンザの感染が広まっており、香港や中国本土ではヒトへの感染例もわずかながら確認されているという。「H9N2は低病原性のウイルスですが、ヒト細胞との結合力が高まっています。いずれ伝染性の高いものに変化する“サイレント・ウイルス”の可能性があります」。

 1996年にノーベル医学賞を受賞した豪メルボルン大学の微生物・免疫学部名誉教授ピーター・ドハティー博士も同様の見解を示している。「全体的に症状が軽く、主にせきを引き起こすウイルスは危険です。静かに伝染していき、気がついたときには大問題へと発展している可能性が高いです」。

 香港では、昨年3月と1999年4月に女児計3人のH9N2型ウイルス感染例が報告されているが、3人とも回復している。

 一方、ウェブスター博士ら専門家は、高病原性のH5N1型ウイルスにも引き続き注意していく必要があると警告している。「H5N1型ウイルスはヒトに感染しにくい。しかしインフルエンザウイルスは急に変化する傾向が強いので油断はできません。もしヒト型に変異すれば、世界人口の62%を死に追い込む恐れがあるとされています」。(c)South China Morning Post/Mary Ann Benitez
 H5N1のプレパンデミックワクチンを接種すれば対策が解決すると安易に考えている人たちは、このような記事に対してどうコメントするのでしょうか。

 また。この記事の中で、ウェブスター博士ら専門家の意見「H5N1型ウイルスは~世界人口の62%を死に追い込む恐れがある」という文言には反論させていただきます。尾身茂先生の意見を参考にしたコメントですが、「致死率の高いウイルス」はヒト→ヒト感染を起こす前に感染者が死亡してしまうため、「パンデミックウイルス」にはなりえないのです。これは疫学を学んだことのある専門家ならば常識なのですが、疫学には詳しくないウイルス研究者や、重症患者を日々診療している臨床医に、このような「世界人口の60%以上死亡危機説」を唱える傾向があります。

 繰り返します。パンデミックは必ず発生しますが、その致死率が62%になることは決してありません(現在のH5N1インフルエンザウイルスは致死率60%ですが、パンデミックを引き起こす性質ではない)。数字は一人歩きして、それを根拠に煽り立てる人々が現在政治家を含め多いことが非常に心配です。

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[ 2008/07/29 00:00 ] テレビ・映画・雑誌記事 | TB(0) | CM(6)

潜伏期既にウイルスが排出されているので、致死性のウイルスであってもパンデミックウイルスになりえるんじゃないでしょうか?
[ 2008/07/29 09:55 ] [ 編集 ]

インフルエンザウイルスは飛沫感染です。潜伏期間には症状がないので、咳をしませんから、ウイルスを他人に撒き散らす可能性はかなり少ないです。
このかなり少ない可能性まで心配することは科学的ではないと考えます。
このような限りなくゼロに近い可能性まで考慮して危機を煽ることは、すでに科学的・医学的な合理性を欠いていると考えます。
[ 2008/07/29 23:02 ] [ 編集 ]

H5N1以外でおこるかもしれませんし、日本発でおこるかもしれません。
http://www.jstage.jst.go.jp/article/jea/advpub/0/0807040024/_pdf
[ 2008/07/31 14:38 ] [ 編集 ]

教えて下さい

熱や咳で発症してから、熱が上がって動けなくなるまでに、1、2日のタイムラグがあると思います。その間に、あちこちで咳をして感染を拡げる可能性は限りなくゼロに近いと言ってよいのでしょうか。
専門ではないので、迷うことばかりです…
[ 2008/08/03 01:18 ] [ 編集 ]

発症後の咳にはウイルスが含まれていますから、そこからの感染の可能性は非常に高いです。
しかし、パンデミックの状況はその時点で少なくとも日本ではテレビ・新聞などでほぼ全員の国民が知っている状況です。そんな状況で咳エチケットを守らず、マスクもしないで外出し、周りを気にすることなく咳を撒き散らすということはないと私はないと思います。
日本人はとても従順なので、その時点で人ごみへの外出時にはほぼ100%の人がマスクをしているでしょう。
[ 2008/08/03 12:13 ] [ 編集 ]

そうであってほしいものですね。

「『致死率が下がらないとパンデミックにならない』という法則は、感染力がとても強いインフルエンザの場合は当てはまらない」、という話をどこかで読みました。でも出典が見つかりません…

山本太郎著『新型インフルエンザ』p44に「流行が進むと軽症者も受診・診断されるので全体の致死率は下がる」とあります。これは素直にうなずけます。

そういえばそもそもこの「60%」もWHOが確認した数であって、軽症で回復してH5N1と診断されなかったケースを含めると致死率はもっと低いはず、という話も以前目にしました。私もそう思いますが、みなさんあまり口にしませんね。
[ 2008/08/06 00:06 ] [ 編集 ]

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