TOP PAGE 210万人死亡イメージ 木村盛世等
新型インフルエンザで重症者や死者が多い理由を図解する
番外編 新型フル患者分布地図 国立感染症研究







1918年の新型インフルエンザウイルス罹患患者の収容の様子…こんなことにはならないのでご安心ください

厚生労働省:新型インフルエンザ対策関連情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

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発熱外来とは?その2 

 もし新型インフルエンザが発生した場合、現在の国の流行予測によると、国民の約25%が罹患すると予測されています。 
 東京在住の1人の日本人が東南アジアで新型インフルエンザにかかって帰国すると、最悪の場合10日後には1都4県に感染が広がり感染者数が12万人に達するとの試算結果を16日、国立感染症研究所の研究グループがまとめています(首都圏在住者88万人の行動パターンから予測)。 この患者さんを今の医療施設でさばききれるかがポイントです。ズバリさばききれません。何故でしょうか?

1.10日後の時点で、新型インフルエンザを確定診断するすべがない
 都道府県の机上の空論計画では、封じ込め段階では新型インフルエンザを確定診断(もしくは疑い例)の場合に感染症指定医療機関に(疑い)患者を勧告入院させることになっていますが、実は、この確定診断をすることが少なくとも患者さんから検体を24時間以上経たないとできません。というのも、地方衛生研究所レベルで仮にH5N1抗原が検出できても、現在の仕組みでは国立感染症研究所にウイルスを搬入して確定することになっているからです。かつ、H5N1インフルエンザとの診断はついてもそれが「新型インフルエンザ」とは断定できません。「新型インフルエンザ」の症例定義は、「多くの人に感染し発病させること」こそが必要だからです。

2.人工呼吸器など、救命に必要な医療資機材の不足
 NHKスペシャルでも報道されていましたが、はっきりいって莫大な患者全員を救うために必要な人工呼吸器は病院に十分な数ありません。
病院の医師「何のために病院に新型インフルエンザを入院させるんですか?」
行政「治療のためです。」
病院の医師「どういう治療を想定してるんですか?」
行政「タミフルを投薬し、重症の場合は呼吸管理もお願いします。」
病院の医師「では人工呼吸器を行政が貸してくれるんですか?他の病院から手配してくれるのですか?」
行政「…」

3.医療職の不足(逃避)
これがお金では決して解決できない最も深刻かつ現実的な問題です。
次回これについて説明します。
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[ 2008/09/10 00:00 ] 発熱外来 | TB(0) | CM(0)

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