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新型インフルエンザで重症者や死者が多い理由を図解する
番外編 新型フル患者分布地図 国立感染症研究







1918年の新型インフルエンザウイルス罹患患者の収容の様子…こんなことにはならないのでご安心ください

厚生労働省:新型インフルエンザ対策関連情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

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2009年2月4日(水)「ためしてガッテン」へのgoo@某感染症科さんのコメント 

要点をチェック

公式サイトの添削のようなコメントのようなものをつけてみました。
チェックの必要なところ多すぎで途中からいい加減です。
実はこの番組見ていないのですが、公式サイトの文章を読む限りでは かなりやばい番組だと思います。

////////////////////////////////////////
「インフルエンザ見極めの落とし穴」

・高熱が出ていなくても病院で検査を受けることをおすすめします。
→ 高熱が出ていなければできれば病院に行かない方がよいです。インフルエンザであれば周囲に感染させるリスクがありますし、インフルエンザでなければ周囲から感染するリスクがあります。

・高熱が出なくても、肺炎などに重症化する可能性はあります。
→ 重症化する可能性はゼロではありませんが、もともと健康な方であれば病院でインフルエンザを感染させる/感染する可能性よりははるかに低いです。また、突然重症化して倒れるわけではありません。「風邪のような症状」ですべて受診すると医療機関の負担も大きくなってしまいます。

・少し様子を見てから検査を受ける方が確実です
。 → インフルエンザの流行期には検査をやらずに診断されることも珍しくありません。また、インフルエンザであっても陽性になるとは限りません(どんな検査にも限界があります)。インフルエンザであれば検査を受けなくてはならないということは決してありません。

「タミフルは効くの?効かないの?」

・今年はタミフルが効かない耐性ウイルスが出現したと報道されています
→ 実験室レベルでタミフルの効果が落ちるような変化が認められているのは確かです。しかし、それが直ちに実際の効果低下につながるかどうかは今のところはっきりしません。また、とくにもともと健康な人であればタミフルを飲まなくても改善します。インフルエンザにかかってもすべての人に抗ウイルス薬が必要なわけではありません。重症化しやすい人たちをきちんと選んで投与することの方がはるかに大切です。

・リレンザを服用できる場合は、そのほうが効き目は確実です
→ インフルエンザは基本的には自然によくなる病気なので、必ず服用しなくてはならないものではありません。対象をきちんと選ぶことが大切です。

「家庭内感染を防げ!」

・ウイルスは長時間生きたまま空気中を漂い、感染拡大すると考えられるのです
→ このようにして感染拡大することは限られた状況と考えられています。適切な換気ができていればこのような状況は起こりにくいです。また、飛沫を飛ばさなければこのようなことを心配する必要もありません。さらに、鼻水や痰や唾液に含まれるウイルスが手や物を介して広がっていくことも重要と考えられています。
したがって、発症した人が飛沫を出さないためにきちんとマスクをすること、咳・くしゃみを押さえたあとや口や鼻を触れたあとを中心に手洗いをきちんとすることが大切です。これを咳エチケットといいます。

・クリーンルームに放出する実験
→ この実験の詳細はわかりませんが、換気をまったくしなければそうなるのかもしれません。適切な換気が重要だということを示している実験だと思います。

・看病する人もマスク・手洗いを徹底する
→ 発症者のマスク・手洗いがもっとも重要です。
・投与されたタミフルやリレンザは、熱が下がっても飲みきる
→ タミフルやリレンザによって症状のある期間が多少短くなることはわかっていますが、それによって感染力が落ちるのかどうかははっきりしたことはわかっていません。熱が下がってもウイルスはまだ体内にいるので、熱が下がっても職場や学校にあわてて行かないことが大切です。タミフルやリレンザを使って1日でも早く職場に戻ろうという人もいると思いますが、それがかえって職場にインフルエンザを広げることを忘れてはなりません。

「肺炎球菌ワクチンについて」
→ 自治体によっては高齢者の接種に補助を出していることを含めた方がよいと思います。

「発症率が10分の1に!意外な予防法」
→ 一般的な意味で口腔ケアが重要なのは言うまでもありません。この施設の試みがどのようなものかわかりませんが、きちんと科学的に比較して10分の1と言っているのか疑問があります。
たとえば2007-2008シーズンはその前のシーズンと比べて流行の程度がかなり小さかったので、何もしなくても前年より発症者が少なくて当然とも言えます。
また、これは介護保険施設ですので何らかの障害をもった高齢者が中心です。それを日ごろからそれなりに歯磨きをしている人と区別せずに報道することには疑問があります。
goo@某感染症科さん、的確なコメント、ありがとうございました。

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[ 2009/02/09 00:00 ] テレビ・映画・雑誌記事 | TB(0) | CM(4)

どちらかというと、

番組の内容というより、サイトのまとめ方の問題かなぁという気がします。一部ですが、番組内では

・タミフル耐性は実験室内の話で、実際には効いている方が多く効かない方もいる
・口腔ケアによる比較は、実施している施設としていない施設での比較

というお話だったと思います。

ぜひ再放送を見て再度コメントをお願いしたいです。
◆「緊急生放送!インフルエンザ最新対策」
 〔総合〕2月11日(水)【10日深夜】 午前3時30分~4時15分
[ 2009/02/09 02:01 ] [ 編集 ]

ニューモバックス

ニューモバックス(肺炎球菌ワクチン)の欠品のお知らせ。インフル対策の余波か在庫切れ。12月に売れ行きのピークがあるので見越して仕入れを絞っていたら盛り上がりをみせて品薄。次の入荷は3月下旬とか。会社のチラシが1月きましたが、アルアルとかガッテンでまた一迷惑。
季節性インフルエンザはAソ連型についてはピークアウト、あとは香港がどう出るか?
それより去年は大館で流行った「はしか」がどう出るか?3期4期はお早めに。
http://www.akita-abs.co.jp/asadori/tokusyuu/080911.htm
[ 2009/02/09 08:30 ] [ 編集 ]

NHKへのメール

管理人様
コメントをそのままエントリーにしていただきありがとうございます。
まとまりの悪い長文で申し訳ありませんでした。
NHKには以下のような内容でメールを送っておきました。400字の字数制限で苦労しました。

//////////////////////////
「ためしてガッテン」でインフルエンザ特集がありましたが、この内容について専門家の立場から異議があります。①高熱がなくても受診・検査を勧めていましたが、感染拡大と病院機能への負荷をかける可能性が高く避けるべきです。②抗インフルエンザ薬は誰にでも必要ではなく対象を選んで投与すべきですが、そのような視点が全くないのは問題です。③空気感染の可能性を述べていますが、適切な換気と咳エチケットをより強調すべきであり感染対策のポイントがずれています。④抗インフルエンザ薬で感染力が落ちるかどうかははっきりしません。薬剤よりも「症状あればきちんと休む」というメッセージを強調すべきです。⑤一般的な意味で口腔ケアは大切ですが、インフルエンザの予防効果を示すには科学的な検討が必要です。ずさんな検討をもとに結論めいたことを述べるのは乱暴です。 以上ご検討いただき今後の番組製作に生かしていただくことを希望します。
[ 2009/02/09 11:18 ] [ 編集 ]

なるほど

うーん、とても勉強になります。
[ 2009/02/23 00:22 ] [ 編集 ]

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