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新型インフルエンザで重症者や死者が多い理由を図解する
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1918年の新型インフルエンザウイルス罹患患者の収容の様子…こんなことにはならないのでご安心ください

厚生労働省:新型インフルエンザ対策関連情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

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インフルエンザ集団発生が起こるのは、ウイルスのせいではなく一人ひとりの意識が低いから 

 宇都宮の警察学校でインフルエンザの集団発生がありました。

 外岡立人氏の主宰するホームページでは、
「A型であったなら、即、株の同定が必要だ。それが新型インフルエンザ対策の初動態勢だ。」
という記載がありましたが、私はその意見に同意できません。それは間違いです。私の意見は以下のとおりです。

 新型インフルエンザ対策は、季節性インフルエンザ対策の延長にすぎません。株が何であれ、一人ひとりのやることは全く同じなのです。

 何故、株の同定をする必要があるのでしょうか。それは、地域的なサーベイランスと比較して、初めて意味があることなのです。宇都宮の警察学校で集団感染した患者から検出したインフルエンザウイルスと、宇都宮市全体で流行しているインフルエンザウイルス、さらには栃木県全体から検出インフルエンザウイルス、日本全体で流行しているインフルエンザウイルスと比較して、初めて意味が出てくるのです。

 集団発生しているところは、あたかも問題のように見えますが、そもそも、それが本当に集団発生なのかを把握するところから考える必要があります。

 しかも、株の同定をして、その結果が出たところで、何か行政及び個人個人がすべき対策が変わるのでしょうか?私は変わらないと思います。しいて言えば、

 本来やらなくてはいけないとわかっていた感染症対策を、臨場感をもって再認識する。

 くらいだと思います。

 新型インフルエンザ対策は、季節性インフルエンザ対策の延長にすぎません。一人ひとりが、季節性インフルエンザ対策をなめているのが現状です。この現状を再認識することで、パンデミックによる被害は少なくできるのです。

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[ 2009/04/13 00:00 ] 季節性インフルエンザ | TB(0) | CM(4)

シロウト向け説明を

>株の同定をして、その結果が出たところで、何か行政及び個人個人がすべき対策が変わるのでしょうか?私は変わらないと思います。

個人レベルでは変わらないと思いますが、行政には把握しておいてほしいと思うのですが?

それがないと、地域的なサーベイランス、日本的なサーベイランス、国際的なサーベイランスがつながらないのでは?と思います。

インフルエンザかどうか、新型かどうか?と同じようにどの株か?を知っておくべきではないのですか?

株の同定のデメリットはなんですか?

シロウトにも理解できるように説明いただけると、一般人の理解が進むと思います。よろしくお願いします。
[ 2009/04/13 10:36 ] [ 編集 ]

デメリット

株の同定のデメリットは、
1.バイアス
2.検査費用です。

1.サーベイランス上、すでに病原体定点という手法で、株の同定は実施されています。何か集団感染がおこって、それで慌てて株を同定するのではなく、日常からそのような同定は行われているのです。「インフルエンザかどうか、新型かどうか?と同じようにどの株か?」という検査は、このような集団感染がおこってから行われているのではなく、常に行われているということを国民は知らないのです。行政的に株の同定は積極的疫学調査の一環で行われています。それは、感染症法に基づいて実施されています。特別なことではありません。あたりまえに行われているのです。

2.この警察学校だけでなく、宇都宮市全体(もしくは統計上意味があるだけの数の)のインフルエンザ患者のウイルスを同定し、比較しないと意味がありません。栃木県民がこの調査に納得し、税金を投入してもいいと考えれば、この検査をしてもよいでしょう。株の道程には、1検体1万円以上かかりますから、もし100検体すれば100万円以上です。



[ 2009/04/13 21:49 ] [ 編集 ]

株の同定について

いつも勉強させていただいています。
同定について質問です。
インフルエンザ定点では行われていますが、定点以外の医療機関などでは行われているのでしょうか?
そうでなければ、集団発生のときには一検体は同定しておいたほうがよいと思うのですが、どうでしょうか?
[ 2009/04/14 09:27 ] [ 編集 ]

新型の発生シナリオ??

ご返答ありがとうございます。

感染症サーベイランスについてwikipediaで見てみました。(すみません、「株の同定」自体よくわかりません)

全数把握の対象となる感染症とインフルエンザ関連

二類感染症
鳥インフルエンザ(病原体がインフルエンザA属インフルエンザAウイルスであってその血清亜型がH5N1であるものに限る)
インフルエンザ(H5N1型に限る)

四類感染症
鳥インフルエンザ

定点把握の対象となる感染症

五類感染症
インフルエンザ(鳥インフルエンザを除く)
インフルエンザ定点


私の疑問は、この通常行われているサーベイランスで
新型インフルエンザが捕捉できるのか?ということです。あるいは、新型と認識できるのか?

普通の小児科でもやっているA型、B型の判定で新型かどうかもわかるのですか?

新型インフルエンザが発生したとき、行政はどのようにそれを検知するのでしょうか? H5N1型以外の変成による新型が懸念される状況において法律は遅れているような気がしますし。

弱毒型が新型と認識されないまま蔓延、集団発生して、さらに強毒型あるいは伝染性の強い型に変成したときに危険性の高いパンデミックが発生するというのは、間違った認識でしょうか?

仰るように危険性の大小に関わらず個人レベルで気をつけることの方向性は変わりはないとは思うのですが、新型の発生シナリオのイメージがつかめないことが不安につながります。

岡田さんの主張というか論法は、どうせシロウトは細かいことはわからないし、言っても聞かないから、衝撃的なことで注目を集めるしか無いというように感じます。

その結果、個人レベルで感染症に対する心構えが変化するならそれも良しですが、行政側に間違った方向性、影響を与えているという危惧があります。

外岡さんの仰る「A型であったなら、即、株の同定が必要」で、新型がいち早く発見できるのか思ったのですが、間違いですか?
[ 2009/04/15 12:29 ] [ 編集 ]

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