TOP PAGE 210万人死亡イメージ 木村盛世等
新型インフルエンザで重症者や死者が多い理由を図解する
番外編 新型フル患者分布地図 国立感染症研究







1918年の新型インフルエンザウイルス罹患患者の収容の様子…こんなことにはならないのでご安心ください

厚生労働省:新型インフルエンザ対策関連情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

明石市の新型インフルエンザ対策行動計画 マニュアル編を読んでみた感想 

明石市の防災安全課新型インフルエンザ対策行動計画 マニュアル編の評判が大変よろしいようです。

ということで、少し読んでみました。

4ページ
2 新型インフルエンザ発生についての自粛依頼文(国内発生時)
現在の文章:発生が懸念されていた新型インフルエンザが、平成○○年○○月○○日に、○○○(発生場所)で発生したことが確認されました。

訂正案:発生が懸念されていたH○N○インフルエンザが、平成○○年○○月○○日に、○○国から○○空港経由で帰国した患者を初発として、○○県(発生場所)を中心として○○人発生したことが確認されました。そのため、国は新型インフルエンザが発生したと宣言いたしました。

訂正の理由
 新型インフルエンザの定義は、「ヒトの間で効率的で持続的なヒトーヒト感染により伝播してインフルエンザの流行を起こした」ことなので、現在の文章のように、あたかもある1人の患者が発見されたことにより新型インフルエンザと症例定義することはできません。おそらく明石市は「H5N1インフルエンザ」と混同していると思われます。

4ページ
3 市長メッセージ
 市長からのメッセージとしては具体性に欠けます。
集会等の自粛
「集会の禁止や閉館という事態も想定してください。」ではなくて、「都道府県知事が感染症法32条に基づき集会の禁止や建物への立入りを制限します」と明確に表現してほしいです。

公共交通機関、企業について
「都道府県知事が感染症法33条に基づき、72時間以内の期間を定めて、新型インフルエンザの病原体に汚染され、又は汚染された疑いがある場所の交通を制限又は遮断します」と明確に表現してほしいです。

7ページ
4 ごみの排出抑制のご協力(お願い)
素晴らしい!

23ページ
傷病者搬送
 救急車内での換気方法を図入りで説明しているのが素晴らしいです。
airflow.jpg
窓を開けると車内の空気は後ろから前に流れるのは残念でした。前から後ろに空気が流れれば完璧でしたね。

32ページ
素晴らしい!

62ページ
発熱外来は医療機関以外は小学校の保健室を利用することを想定しているようですね。

66ページ
10 遺体対応マニュアル
現場のことが分からないので、詳細なコメントはできませんが、とても具体的に記載してあると思います。

全体としては
・ゴミ収集の回数削減のお知らせ
・手袋・マスク・ゴーグルの装着時のマニュアル写真
・患者運搬時の救急車内の空気の流れ

など「ここまで解説するか!」という内容で正直感動しました。

是非一読することをお勧めします。
スポンサーサイト
[ 2008/09/14 00:00 ] 使えるマニュアル・HP | TB(1) | CM(7)

新型インフルエンザ対策の達人さま、ご訪問&トラックバック有り難うございました。
明石市も神戸市も震災の経験から、危機管理意識が高いのでしょうか。
まずは国、厚労省のより強力なリーダーシップが必要かと思いますが、明石市の積極的な取組、他の自治体も見習ってもらいたいですね。
[ 2008/03/08 13:04 ] [ 編集 ]

BARRY様
市区町村は、原則的には明石市のようなすばらしいマニュアルを作成するように、国及び都道府県のガイドラインに明記してありますが、市区町村には横浜・大阪のように300万都市から、夕張市のようなところまであります。
すべての市区町村が、明石市のようなマニュアルを作成するのは不可能です。この問題は、国(厚生労働省ではなく、総務省、内閣官房など、全体を指揮できる部門)がトップダウンで方針を提示しないと、永遠に国民は不安を抱き続けます。
[ 2008/03/08 13:34 ] [ 編集 ]

新型インフルエンザ対策の達人様、トラックバックありがとうございます

 苦労が絶えない中、私のブログに訪問していただき、コメントとトラックバックを頂きありがとうございました。私は危機感はあるものの情報も手段も限られ、どうしたら良いかとあがいておりました。現場からの声と情報発信をいただけるのは心強いです。
 現在の問題点が明らかになるほど、国民は動くきっかけが得られると思います。今後とも是非お願いいたします。
[ 2008/03/11 00:12 ] [ 編集 ]

SARSの頃の明石市役所

洙田です。

よい情報をとりまとめられておりますね。感動しております。

さて、明石市役所に関する話題ですが、SARS騒ぎのあった頃、私は、明石市に本社工場のある日工株式会社という道路工事用の機械設備を作っていた企業の産業医をしておりました。

その時、作成したのがSARS対応マニュアルです。

http://www.rescuenow.net/japan_world_now/world/other/virus/sars-manual.html

このマニュアルを作成・改訂するにあたり、地元の明石市役所を訪ね、自宅待機等の対応を頼んだ所、応対はまったく丁寧ではなく、むしろぞんざいなものでしたが、15分で全て解決したことを明瞭に覚えております。

同じ頃、兵庫県庁にも行きましたが、担当者の対応は丁寧でしたが、全く解決しませんでした。

私自身も西宮市内で震度7を経験した被災者ですが、震災の教訓が生かされているかどうかは、自治体によっても、また、担当者によっても、実に激しい温度差があることを実感しております。
[ 2008/03/11 08:26 ] [ 編集 ]

勤務医様・洙田様へ

コメントありがとうございました。

 企業での対策においては、産業医がどの程度関わってくれるかが大きなポイントであり、常勤産業医のいる会社とそうでないところでは取り組みに大きな差が出ているのだと思います。

 自治体の格差はあまり住民は気付いていませんが、もはや取り返しのつかないくらいに日本では大きな格差ができていることを実感しています。
 新型インフルエンザのような国境、県境、市境に関係ない分野まで「地方分権」の名のもとに市町村に任せることに対して私は疑問を持っています。
[ 2008/03/11 20:37 ] [ 編集 ]

「地方分権」から「地域主権」へ

達人さま、洙田です。コメントをありがとうございます。

私は日工の常勤産業医ではなかったのですが、やりました。週2日の勤務でした。

自治体の格差については、大きくなってきたな、と感じます。私は、青年会議所の理事長をした経験があるのですが、地域間競争を促進するという政府の意図を強く感じました。

一方で、種々の規制に縛られ、発想や行動が萎縮してしまっている地域の地方公務員や住民の意識に対しても歯がゆいものを感じておりました。

明石市においては、SARSの頃、いろいろな刺激を与えてきました。小さな会社が中堅企業のSARS対策を世に問い、事実上の標準として扱われました。

この経験があればこそ、今の明石市の対応があると思います。

政府が主導的な役割を果たせればそれでもいいのですが、主導的な役割を果たしきれないのであれば、地域からの提案や発信はあってしかるべし、と考えております。

危機管理の先進国である米国も、州の権限が強く、地方からの発信が当たり前のことです。わが国でも、非公式ですが、小樽市より有益な情報が発信されております。

市町村に任せきり、は絶対に駄目ですが、市町村からの発信という点では、「地方分権」はすばらしい考え方であると思います。

もっとも、用語としての「地方分権」は、中央集権という集中した権力を地方に分散させるという語感があまり好きにはなれません。それよりも、

「地域主権」

という、それぞれの地域の主体性を強調する用語の方が好きです。

私は、医師であり、労働衛生コンサルタントであり、青年会議所理事長の経験者であるので、特異な発想をしますが、一地方にいても国全体に対する影響力を行使することも場合によっては可能だということを身をもって体験しました。

達人さまのこれからのご活躍に期待しております。
[ 2008/03/12 13:53 ] [ 編集 ]

明石市が 新型インフルエンザ対策フォーラムを10/2に開催します。

------------------------
詳しくは WEBをご覧ください
http://www.city.akashi.hyogo.jp/soumu/bousai_ka/h_safety/influ_forum.html
【開催について】
○日時  平成20年10月2日(木)14:00~16:30
○場所  市民会館(アワーズホール)大ホール
 〒673-0883 明石市中崎1丁目3-1
 ※駐車場に限りがありますので、公共交通機関をお使いください
○定員 1,000名(入場無料/定員になり次第締め切ります)
○プログラム
第1部 基調講演
 講演者  岡田 晴恵 氏
   (国立感染症研究所ウイルス第3部研究員)

第2部 パネルディスカッション
 コーディネーター 石井  氏
 (神戸大学大学院医学研究科災害・救急医学教授)

 パネラー
  長 幹麿 氏(社団法人明石市医師会代表)
  松本 圭司 氏(兵庫県明石健康福祉事務所長)
  小島 彰夫 氏(市民代表)
  大野 康則 氏(明石市理事)
  ほか、企業代表者(予定)

 ゲストパネラー(コメンテーター)
  岡田 晴恵 氏
チラシ
http://www.city.akashi.hyogo.jp/soumu/bousai_ka/h_safety/documents/chirashi.pdf
申込フォーム
http://www.city.akashi.hyogo.jp/soumu/bousai_ka/h_safety/documents/mousikomi.pdf

日経メディカルで 紹介されていました。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/pandemic/cooperation/200809/507813.html
[ 2008/09/15 10:43 ] [ 編集 ]

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://newinfluenza.blog62.fc2.com/tb.php/43-326a62a6


新型インフルエンザ 自治体の取組み

新型インフルエンザのパンデミックは世界的な災害となるために、個人で対策するにも限界があります。 厚労省のスタンスとしては「一義的には各自治体が取り組むこと」となっています。 では自治体がそれぞれ危機感を持ってこの問題に取り組んでいるか。皆さんお住まいの...
[2008/03/08 13:01] URL 夢現早春日記








上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。