TOP PAGE 210万人死亡イメージ 木村盛世等
新型インフルエンザで重症者や死者が多い理由を図解する
番外編 新型フル患者分布地図 国立感染症研究







1918年の新型インフルエンザウイルス罹患患者の収容の様子…こんなことにはならないのでご安心ください

厚生労働省:新型インフルエンザ対策関連情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

単なる発熱患者の診療拒否は医師法第19条違反で民事訴訟の対象 

 新型インフルエンザへの警戒が強まる中、東京都内の病院で、発熱などの症状がある患者が診察を拒否される例が相次いでいることが分かった。都によると、2009年5月2日朝~4日朝だけで計63件に上る。新型への感染を恐れたためとみられるが、感染者が出た国への渡航歴などがない患者ばかりで、診察拒否は医師法違反の可能性がある。大学病院が拒否したケースもあり、過剰反応する医療機関の姿勢が問われそうだ。

 患者から都に寄せられた相談・苦情によると、診察拒否のパターンは
(1)患者が発熱しているというだけで診察しない
(2)感染者が出ていない国から帰国して発熱したのに診察しない
(3)自治体の発熱相談センターに「新型インフルエンザではないから一般病院へ」と言われたのに診察しない
--の三つという。

 拒否の理由について都は「万一、新型インフルエンザだった場合を恐れているのでは」と推測する。

 拒否されたため、都が区などと調整して診療できる病院を紹介した例も複数あった。「保健所の診断結果を持参して」と患者に求めた病院や、成田空港に勤務しているとの理由で、拒否した例もあった。友人に外国人がいるというだけで拒否された患者もいたという。

 国や自治体は、熱があって、最近メキシコや米国など感染が広がっている国への渡航歴があるといった、新型インフルエンザが疑われる患者には、まず自治体の発熱相談センターに連絡するよう求めている。一般の病院を受診して感染を拡大させることを防ぐためだ。だが、単に熱があるだけなどの患者は、その対象ではない。

 都感染症対策課の大井洋課長は「診察を拒否する病院が増えれば、『症状を正直に申告しないほうがいい』といった風潮が広まるおそれがある」と懸念している。【江畑佳明】
(2009年5月5日 東京新聞より引用・一部改編)

医師法第19条  診療に従事する医師は、診察治療の求があつた場合には、正当な事由がなければ、これを拒んではならない。

 今回のケースは、「正当な事由」がないので、医師法第19条違反です。

 医師法第19条に、罰則規定はありませんので、診療を拒否した医師は刑事罰を受けることはありませんが、医師法第19条違反を理由に民事訴訟を起こされた場合、診療を拒否した医師はその客観的証拠を患者側が十分に持っているのなら、99%敗訴します。

 診療を「正当な事由」がないのに拒否する病院および医師は、後日その事実が明らかになり、地域での信用を著しく低下させるのだということを知るべきです。

 「正当な事由」がない診療拒否に対して、悪質な病院・医院に対しては公表も辞さない態度で行政は臨みましょう。  

コメントの指摘を踏まえ、一部内容を書き換えました。
スポンサーサイト
[ 2009/05/06 00:00 ] 発熱外来 | TB(0) | CM(10)

落ち着きましょうよ

民事訴訟の対象って、何を訴えるんですか?
精神的苦痛による慰謝料の支払を請求するんですか?

先生も行政官とはいえお医者さんなのだからよくご存知だと思いますが、日本の医療体制の危ういこと累卵の如きです。
その状況に今回の事態なのですから、若干の破綻は致し方ないでしょう。

ここで医師叩いても仕方ないでしょう。
より医師逃散を促進するだけですよ。
[ 2009/05/06 00:42 ] [ 編集 ]

 冷静に。

先生、医師法第19条の件は、両刃の剣ですのであまり持ち出さないほうがよいとも思われます。

  咳エチケットを守って貰えない方はやはりご遠慮又は、発熱相談センター問い合わせ、発熱外来の診断書をもらえばよろしいかと。産科は季節インフルでも、内科の受診を進めると思います。2次救急に直接行かれる方もいらっしゃるようですし。

 例の大臣会見も障害に成っているかも知れません。
[ 2009/05/06 09:36 ] [ 編集 ]

気持ちは、わかります

先生とは立場が違いますが、医○会と、役割分担の交渉をするたび、まったく診療を受け入れる気のないセンセイ方との話し合いを思い出します。SARSの頃から、全くかわっていないのが、悲しいです。
[ 2009/05/06 13:45 ] [ 編集 ]

はじめまして。

先生にぜひ読んでもらいたいエントリーを紹介します。

毎日新聞江畑佳明記者の「発熱患者診療拒否」記事の波紋 ただの風邪だとしか思えないのに「新型インフルエンザですか?」一点張りのお悩み患者に「新型インフルエンザは診られません」と答えたのも「診療拒否」に入っているのか?
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2009/05/141-ff34.html

もしよろしければ、感想をお願いします。
それでは、お体に気をつけて。


[ 2009/05/06 22:32 ] [ 編集 ]

厚生労働大臣殿

ご苦労様です。
冷静に考えてみて下さい。

スペインや英国からの帰国便をチェックしないということも含めて水際作戦は元々空手形です。 国がすべきことは空理空論を振りかざし、挙句の果てに受診拒否などと言って国民の不安心理を煽ることではなく、国民に安心感を与えて発熱患者の受診行動を抑制することです。これができないとしたら厚生労働省が臨床医療に口を差し挟む資格はありません。

1.風邪だと思うなら無理に仕事をせず軽快するまで自宅で安静にしていて下さい。
2.何らかの基礎疾患を持っていたり、風邪にしては症状がきつい、インフルエンザが心配という場合は保健所に電話相談をして不織布マスクを付けてなるべく公共交通機関を利用しないでしかるべき病院を受診し てください。
(厚労省方針により当院を含む一般医療機関にはインフルエンザ治療薬の供給は停止しておりますし検査キットも品切れで入手できませんので政府の要請に答えて疑い例を報告することもできません。)

既に侵入している可能性もある新型インフルエンザの拡散を防ぐにはこれが正しい患者指導ではないでしょうか?たとえ新型に感染をしていても症状が軽ければ自宅安静で十分な筈です。そのような患者の受診機会が増えれば増えるほど拡散の機会も増加します。

[ 2009/05/07 02:16 ] [ 編集 ]

「当院では診療出来る体制が整っていないから診療できません。」というののどこが応召義務違反なんですか?立派な「正当な理由」でしょう?体制の整わない施設が受け入れるほうが患者さんにとって悲惨です。

今回患者さんを受け入れることが可能な医療機関は
1. ゴールデンウィーク中であるにもかかわらず十分な医療スタッフがおり、
2. 発熱外来・発熱病棟を設置できるほど十分な診療スペースが確保でき、
3. N95マスクやガウンといった高価な防護用具を潤沢にそろえることが可能な施設

だったわけですが、果たしてそんなことが可能な医療機関がどれだけあったのでしょうね。昨年の診療報酬改定で多くの医療機関は大幅な収入減でアップアップしている状況で。

そもそも、国が(国民が)十分な医療費を供給してこなかったのがすべての問題の根源でしょう?

さらに、当初厚労省は「豚インフルの可能性のある患者は発熱外来を設置した医療機関に誘導すること」となっていました。患者さん自らが「自分は豚インフルの可能性がないか心配だ」と言ってきている時点で「可能性あり」なわけです。発熱外来に回すのが当然ではないでしょうか?
[ 2009/05/07 16:09 ] [ 編集 ]

「ぽんぽん」さんへ質問

>「当院では診療出来る体制が整っていないから診療できません。」

というのはどこからの引用ですか?
ソースには診療拒否のパターンが3つ挙げられていますが、どれにも該当しないようです。
[ 2009/05/08 00:41 ] [ 編集 ]

検査キットも薬も枯渇してるのにどうしろと?

「諸君、担当医は、院長命に背き患者の診察を放棄した。受け入れ態勢がないから医療は出来んと言って患者の診察を勝手に断りよった。これが病院か。病院は受け入れ態勢がなくても受け入れをしなければならないのだ。検査キットがない、やれタミフルがない、リレンザがないなどは診察を放棄する理由にならぬ。

(中略)

担当医には応召義務があるということを忘れちゃいかん。病院は公立である。市長が守って下さる・・・」

以下、訓示は一時間以上も続いたため、当直明け通常勤務後の残業の連続で、抵抗力の落ちている医師がウイルスに罹り、病気で抵抗力の落ちた入院患者および外来患者に伝染する事態となった。
[ 2009/05/08 18:37 ] [ 編集 ]

管理人様:

厚労省としては、「応召義務違反にはあたらない」と判断したようですよ。


他の医療機関への受診勧奨「応召義務違反に当たらず」―新型インフル

更新:2009/05/08 22:31   キャリアブレイン

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/21914.html

 厚生労働省の外口崇医政局長は5月8日の参院厚生労働委員会で、新型インフルエンザの感染の疑いがある発熱患者が受診した、発熱外来のない医療機関が、他の医療機関への受診や、発熱相談センターへの相談を勧めたとしても、医師法19条で規定する「医師の応召義務」違反には当たらないとの認識を示した。
[ 2009/05/09 06:48 ] [ 編集 ]

記事の見出しが逆の意味になっていますよ

上の文に続けて書かれている部分まで読んでますか?
『また、相談センターの指導に従って、発熱外来のない医療機関を受診した場合については、「発熱相談センターで新型インフルエンザの疑いが極めて低いと判断して対処方針を示したので、基本的には一般の発熱患者と同等に扱うべきだ」とした。古川俊治氏(自民)への答弁。』
となっていますよ。
CBニュースでは時々あることですが。
冷静に、最後まで読みましょう。
[ 2009/05/09 08:30 ] [ 編集 ]

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://newinfluenza.blog62.fc2.com/tb.php/452-aeec2a92










上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。