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新型インフルエンザで重症者や死者が多い理由を図解する
番外編 新型フル患者分布地図 国立感染症研究







1918年の新型インフルエンザウイルス罹患患者の収容の様子…こんなことにはならないのでご安心ください

厚生労働省:新型インフルエンザ対策関連情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

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厚生労働省が季節性インフルエンザをすべて新型インフルエンザ疑似症とする暴挙へ 

 厚生労働省が季節性インフルエンザをすべて新型インフルエンザ疑似症とする暴挙へ突っ走りました。

 新型インフルエンザをすべて季節性インフルエンザとして扱うことを期待していたのですが、まさかその逆の解釈をするとはびっくりしました。

 厚生労働省のこの症例定義の再改定の文章を書いている人は、その暴挙の意味が分かっていないのでしょう。

2009年5月22日 新型インフルエンザに係る症例定義及び届出様式の再改定について
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/dl/090522-02a.pdf

この中の6ページ、症例定義改定についてのQ&A(5月22日版)問2をご覧ください。
 問2 医師が、新型インフルエンザを臨床的に強く疑った時とはなにか?
 インフルエンザ様の臨床症状(38℃以上の発熱又は急性呼吸器症状)、迅速診断キットの結果 などを踏まえ、診察した医師が判断する。
 なお、インフルエンザ迅速診断キットによって、A 型陽性だった場合には、原則、疑似症患者 の定義に当てはまり、保健所への連絡を要するものであるが、インフルエンザ迅速診断キットに よってA 型陰性B型陰性の場合やインフルエンザ迅速診断キットがない場合であっても、別添の 資料(1.2)等を参考に医師が、強く疑った場合には、保健所への連絡を要する。
 インフルエンザ迅速診断キットによって、A 型陽性だった場合には、原則、疑似症患者の定義に当てはまり、保健所への連絡を要する???

 なぜ???なぜ???なぜ???
 なぜそれが新型インフルエンザ疑似症???


 この文章が、本当に国の出した通知文なのでしょうか?
 結核感染症課長の公印が押してありますね。
 本当にこの文章は多くの人により検討された文章なのでしょうか?(絶対に違うと思います。そう信じたい。)

   この文章を素直に読むと、今頃日本中で1日ざっくり10000人くらいは新型インフルエンザ疑似症患者が発生することになります。

 たぶん、修正版が近いうちに送られてくるのではないかと思います。

 今、医療関係者および保健所はこの文章によりパニック状態です。  

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[ 2009/05/24 00:00 ] 厚生労働省 | TB(0) | CM(12)

一言の重み

それがどれだけの作業を生み出すのか、想像力が欠落した人が作ったんでしょうけれども、それにハンコを押す上司は注意力が欠落。

というか、誰もよく読まずにやっつけ仕事でもしてるのでしょうかね?

ひどい話ですね。
現場が忠実にそれを守れば、週明けからものすごい数の疑い患者が報告されそうですね。
[ 2009/05/24 12:00 ] [ 編集 ]

行動計画の矛盾

ここまで拡がると100%安全な場所はありません。
その段階で症例定義も無意味になり普通のインフルエンザの扱いになると思いましたが・・
たしか行動計画は社会の混乱の回避、社会生活の破綻の防止も大きな目的だったはず。その行動計画どおりにやってしまった結果、逆に国中が混乱してしまっている状況。
病原性は弱く毎年の冬と同様に、感染したら医療機関で治療してもらえば良いはずなのに、厚労省は振り上げた拳を降ろすタイミングを失してしまったようですね。
経済的損失、理不尽な感染者差別、せっかく備蓄した感染防護資材の欠乏・・・この先、本当の新型(H5N1のような強毒性)が来たときに、国民はうんざりで、丸腰になった医療機関や行政はもう戦えず・・・
心配です。
[ 2009/05/24 12:59 ] [ 編集 ]

パンドラの箱

渡航歴以外に国内発生地域そして感染者との接触程度かと思っていましたが、インフルエンザ3名以上の発生もQ&Aに掲載されています。

確かに、神戸の事例と同様のものを他の地域で発見するためには、この二次感染集団発生も想定したことは、症例定義から言えば的確だと思う。

擬似症が多くなり遺伝子検査がオーバーフローする場合には、検査の優先順位まで示しているので、これも妥当かと思います。

問題点は管理人が指摘している膨大な保健所および医療機関の負担増大です。

限られた資源を、病原性が低いと言われる今回の新型インフルエンザに対して、どのように効率的に使うべきか検討すべきでしょう。

渡航歴が無ければ機械的に季節性インフルエンザと診断できたときよりも、臨床像や疫学情報を駆使できるようになり、より医師の専門性を優先したものと思われます。
[ 2009/05/24 13:32 ] [ 編集 ]

善意にとれば

迅速A陽性=新型という判断は、蔓延していない地域においては、今の時期だったら、一応判断材料になるのかなと思います。ですが、秋以降は、当然ですが、この症例定義を変えてもらわないと、しゃれになりません・・・
[ 2009/05/24 14:51 ] [ 編集 ]

厚生労働省がパンクする

新型インフルエンザ疑似症はすべて保健所から厚生労働省に速やかに報告するとなっています。
1日10000件の報告に厚生労働省は対応できるわけありません。
冬になったら1日1万件どころか、1日30万件以上の報告が来ますよ。そこまで計算しているのでしょうか。
自分で自分の首を絞めているとしか思えません。
[ 2009/05/24 15:12 ] [ 編集 ]

今回の通知を、すみからすみまであらためて読んでみました。医師に求めていることが、「新型インフルエンザ」を疑うことなのか、「インフルエンザ」を疑うことなのか、ごっちゃになっている気がしました。さらに言うと、医師による疫学的な判断能力を全く信用しておらず、保健所でそれを判断するという形をとったのかなと。まとめると、医師は、発熱・風邪症状の者を全部保健所に届けなさい、それが新型かどうかは、保健所で判断します、そんな感じでしょうか?ほんとに、保健所の方たちのご苦労が、心配です。
[ 2009/05/24 17:36 ] [ 編集 ]

情報の集約化と情報の迅速な公開

疑い患者の連絡が保健所あるいは県庁に集約され、かつ、その情報が厚労省に集まる。

ある特定地域や地区で疑い患者の連絡が集中されることが客観的に分かるのは保健所、日を追う毎に地域が拡散される傾向があれば、その対応・・・

遺伝子検査の全情報を持っているのも地方自治体・・・

発熱外来に患者が集約していれば、医師の疫学的な判断能力が最も鮮度が高く重要になる地域や地方がある。

さまざまなケースがあろうかと思います。


[ 2009/05/24 19:08 ] [ 編集 ]

医療訴訟

今回は弱毒性といわれているので、それほど死亡者は出ないとは思いますが、

これからの第二波、全く違うH5の変異などを考えると、発熱外来に勤務する医師は臨時公務員として一定の保護があるかとは思いますが、第一線の臨床の先生方の保護はどうなっているのでしょうか?

行動計画ではトリアージュをして人工呼吸器の適用まで考えるようになっていますが、果たして国民的合意が得られているかは疑問です。

私の家族が回復の可能性が低いと判断され他の患者に人工呼吸器を適用され、死亡したら泣くに泣けない状態になるような気がします。

弱毒だからこそ、いまこそ考えるテーマなような気がしています。
[ 2009/05/24 19:44 ] [ 編集 ]

乾さまへ

発熱外来の勤務での補償ですが、実際のところ、どうなっているのでしょうか?少なくとも、当方のところでは、全く行政からの補償の話はございませんが・・・
[ 2009/05/24 21:59 ] [ 編集 ]

併任発令が出ないとおかしい

発熱外来は設置主体が都道府県であるならば、そこに勤務する医師は公務員ですので、勤務中は公務となりますので、医療訴訟は基本的に任命権者が担うようになります。したがって、安心できるはずです。

設置主体が藤堂府県でなければ、それを設置した法人所属となりますが、発熱外来は都道府県の委託行為ですので、これも間接的に医療訴訟の前面に出ないはずです。

国民の命を守るために当然勤務するのですが、身分関係はしっかりとしていないと、トラブル時に嫌な思いをします。

保障ではなく、どういう身分で業務をするのか、それだけを尋ねるだけでいいかと。。。


ただ、小生は詳しくないので、より適切な方からアドバイスがあれば、そちらの方を信用してください
[ 2009/05/24 22:34 ] [ 編集 ]

兵庫県から

この厚労省の定義は「いま」のことだけを念頭にしたものと思われます。今この時期~夏にかけては季節性インフルエンザは数が非常に少ないと思われますので、迅速キットA型検出=新型の可能性が高い ということでしょう。実際、兵庫・大阪は16日以降~現在もこの国が言う通りで動いています。秋以降は通用しないでしょうね…

あと、都道府県や市町村が設置する発熱外来に勤務する医師の補償の問題ですが、公務災害扱いにはしてくれるところがほとんどだと思います(本市もそう)。しかし、医師にとってその額は非常に少ないもので(医師だからといって上積みはない)、そこを例えば医師会などが独自の上乗せ補償をしなければいけないなという話になるところが多いように思いますが… しかし、なかなか話が進まないのが現状のようです。
[ 2009/05/26 15:06 ] [ 編集 ]

ティーンエイジでの流行の謎とワクチン

現在の季節性インフルエンザへのワクチンは新H1N1に効かないとされています。
ところで現在のワクチンはH(ヘムアグルチン)だけを抽出したものです。従って現存のワクチンがHの構造が違う新インフルエンザに効かない訳です。

しかし免疫系はNA(ノイラミニダーゼ)の部分に対する抗体も作り、感染した人には両者の免疫が備わります。

実際、プレパンデミックワクチンの効果に抗NA抗体誘導も重要な役割を果たしているとの報告もあります
http://www.nih.go.jp/niid/reports/annual/h19/1908.pdf


考えれば、過去に流行したインフルエンザに感染した人は今回のH1N1に有効な抗NA抗体を持っている可能性もありますね。
抗NA抗体に関する疫学報告を知りたいです。
[ 2009/05/26 22:32 ] [ 編集 ]

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