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新型インフルエンザで重症者や死者が多い理由を図解する
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1918年の新型インフルエンザウイルス罹患患者の収容の様子…こんなことにはならないのでご安心ください

厚生労働省:新型インフルエンザ対策関連情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

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「感染症法 新型インフルエンザ等感染症」を学ぶ(3)~国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあると認められないのに~ 

 平成21年4月11日、12日に、「感染症法 第七章 新型インフルエンザ等感染症」を学ぶ(1)(2)を掲載しましたが、その後厚生労働省が新型インフルエンザ等感染症の発生を宣言したために、このシリーズが一時中断していました。

 改めてこの条文を読んでみると、現在のA/H1N1(Swine Flu)が感染症法に規定する「新型インフルエンザ等感染症」にふさわしくないことが分かりますので、シリーズを再開させていただきます。 
(定義)
第六条
 この法律において「新型インフルエンザ等感染症」とは、次に掲げる感染性の疾病をいう。  一 新型インフルエンザ(新たに人から人に伝染する能力を有することとなったウイルスを病原体とするインフルエンザであって、一般に国民が当該感染症に対する免疫を獲得していないことから、当該感染症の全国的かつ急速なまん延により国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあると認められるものをいう。)

 新型インフルエンザの定義は、感染症法において「新たに人から人に伝染する能力を有することとなったウイルスを病原体とするインフルエンザであって、一般に国民が当該感染症に対する免疫を獲得していないことから、当該感染症の全国的かつ急速なまん延により国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあると認められるもの」をいいます。

 さて、A/H1N1(Swine Flu)は、厚生労働省により平成21年6月19日の医療の確保、検疫、学校・保育施設等の臨時休業の要請等に関する運用指針(改定版)において
ほとんどの者は軽症のまま回復しているが、一部の基礎疾患を有する者等は重症化することが分かっている。

 と明記されています。

 このような疾患は、
国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあると認められるもの

 でしょうか?明らかに違います。

 国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがある

 という言葉を軽々しく使うことは、日本語の意味を理解していないともいえます。

 現在のA/H1N1(Swine Flu)が感染症法に規定する「新型インフルエンザ等感染症」にふさわしくないことを、皆さん理解していただけたでしょうか。

 厚生労働省により、感染症法を誤って運用されているといっても過言ではないでしょう。そのツケは国民に回ってきますので、ご注意下さい。

参考
「感染症法 第七章 新型インフルエンザ等感染症」を学ぶ(1)
「感染症法 第七章 新型インフルエンザ等感染症」を学ぶ(2)

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[ 2009/07/05 00:00 ] 感染症法 | TB(0) | CM(5)

公衆衛生の基本

国民全員がハイリスクとはいえないまでも、一部の人たちが危機にさらされるなら、「国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがある」として対策すべきなんじゃないですか? 一部の人たちのために、市民全体が協力することって、公衆衛生の基本だと私は思います。

まあ、新型インフルエンザを適応すべき疾患かどうかは別として、管理人さんの「明らかに違います」ってのは価値の押しつけだと思います。
[ 2009/07/05 09:56 ] [ 編集 ]

豚フルだけ対策するのはおかしい

私は「明らかに違います」に賛成。
O157の方が新型インフルエンザH1N1よりも「国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがある」のは、診療をしている医師にとって既知の事実。
「おそれ」を振りかざして法律を適応するのは法の解釈の乱用。
「一部の人たちのために、市民全体が協力すること」は、新型インフルエンザ以外のすべての感染症に共通しませんか???
[ 2009/07/05 11:03 ] [ 編集 ]

正しい理解を!

O157を含む腸管出血性大腸菌による食中毒による死亡者数は、報告ベースで年間数例です。発生数も数百ぐらいですよ。疾患の重大性を単純に比較すべきではありませんが、なぜ、O157が新型インフルエンザH1N1よりも重大なのでしょう。ご自身の信念にまでは踏み込むつもりはありませんが、「既知の事実」とされたのはちょっと痛いです。

なお、腸管出血性大腸菌感染症についても、感染症法の三類感染症に分類されていて、市民の協力が求められています。
[ 2009/07/06 00:20 ] [ 編集 ]

 いま、大阪で再爆発していますね。
 やはり、少し厳しいくらいの対策を採っておくほうが、良いのかもしれません。
 遡って感染源を調査することは意味を成さなくなってきているのかもしれませんが、
「季節性と同程度」
という言葉につられて、感染者、濃厚接触者がブラブラとそこら辺りをうろついてもらっては困ります。
 「いずれ感染する」事はわかっていますが、他人にうつす権利は無い様に思います。

 「一般の人が感染する」ことは仕方の無いこと、責めるような事ではありませんが、
 新型か季節性かに関わらず、
「人に感染させない。」
という努力をしてくれる人が少ない気がしてなりません。
 ここのところは、小さいときからしっかりと教育して欲しいと思います。
「季節性と同等」=「症状があっても学校、仕事に行ってよい。」
と受け止める人が多いのではないかと、心配しています。
[ 2009/07/08 22:46 ] [ 編集 ]

たしかに

4U様へ。「新型」は欠勤するけど、「季節性」なら仕事する、みたいな、変な状況になりそうで、怖いです。解熱するまでは、家にいてほしい。インフルエンザで欠勤することに寛容な社会になってほしいですね。
[ 2009/07/09 01:01 ] [ 編集 ]

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