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新型インフルエンザで重症者や死者が多い理由を図解する
番外編 新型フル患者分布地図 国立感染症研究







1918年の新型インフルエンザウイルス罹患患者の収容の様子…こんなことにはならないのでご安心ください

厚生労働省:新型インフルエンザ対策関連情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

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楽観的ではない。インフルエンザ対策は何であっても同じ。 

 ひろさんの、「管理人さんは、そんなに楽観的なのですか? 」という問いかけに対する回答を考えていました。

 なぜ、楽観的と考えられるのかと疑問に思いました。

 私は、季節性インフルエンザであっても、新型インフルエンザであっても、同じように感染症対策をする必要があると訴えているのです。

 楽観的な人は、「新型インフルエンザではなくて、季節性インフルエンザであれば、感染症対策はおろそかにしてよい」と考えます。

 その考えがおかしいのです。季節性インフルエンザで、標準予防策+飛沫感染予防策をしっかり行っている人にとっては、新型インフルエンザの感染症予防対策に変わりはないのです。

 日頃からの心掛けの違いが表れます。

 また、日本の医療提供体制は世界に誇れる素晴らしいものだと考えます。

 従って、下手に行政が関与することは、むしろ国民の健康を損ねる可能性があります。

 今後、その点について語りたいと思います。

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[ 2009/07/11 00:00 ] その他 | TB(0) | CM(6)

ほんとうにできていますか?

スレッドを立ててのご検討ありがとうございます。

「日本の医療提供体制は世界に誇れる素晴らしいもの」だと私も思います。その証拠にこんなに長生きです。ただ、私が専門とする感染症の領域は、そのために新たな問題に直面するようになってきました。

医療が高度化して、人工物が入っていたり、移植や抗がん剤治療を受けている人が増えたりと、病院には生物学的な弱者がたくさん生活するようになりました。しかも、日本は御丁寧に長期入院です。心臓の冠動脈バイパス手術の場合、アメリカなら入院はわずか1週間であるのに対し、日本なら3週間以上は入院します。医療者の見守りのもとでの長期療養は原疾患の治療には有効ですが、それだけ院内感染のリスクにさらされています。

ときどき、「スペイン風邪のときは抗生物質すらなかったんだ。状況が違うよ」という意見を聞くことがあります。そう、状況は違います。どう状況が違うかというと、人口構造が極端に高齢化し、ステロイドを含む治療薬が濫用され、人工物が埋め込まれた人が歩きまわっているぐらい違うんです。学校はともあれ、病院は極めて脆弱になっています。

院内感染対策とは技術の適正利用が第一歩です。微生物を技術で組み伏せようとすれば、必ずしっぺ返しがきます。発熱外来機能という言葉は、季節性インフルエンザであっても当然やっておくべき内容を確認しただけですね。技術ではなく、心がけの問題。まさに、余計なお世話です。しかし、本当に私たちは大丈夫なのでしょうか。

□ 咳をしている外来患者には、マスクを渡すことになっている。
□ 発熱している医療従事者は、電話をかければ必ず仕事が休める
□ 発熱していることを理由に、抗生剤やタミフルを渡すことはしていない。

 この3つにチェックが入れられる病院って、どれくらいあるでしょう。新型インフルエンザ対策とは、出来ているところを見ていても仕方がないわけです。どの病院だって、できていないところがたくさんあるはず。いまのうちチェックして、この冬に備えませんか?
[ 2009/07/11 18:53 ] [ 編集 ]

うちの場合

1番目は、5年前くらいのFlu流行で、病棟閉鎖を経験してから、病院も予算を立ててくれて、マスク配布ができるようになりました。2番目は、職員がインフルエンザになった場合は、所属長経由で届けを出してもらうことになっているのですが、休めるかどうかは、所属長の一存と言うことになっています。でも、最近は、Fluの場合は、無理矢理にでも(外来があたっていても)、休ませることが多い気がします。
3番目が、全然できていないですね。タミフルはだだ漏れ状態で処方されているし、「感冒」に抗生剤をばんばん出しているお寒い状況です。
こういう、身近なところからの見直しは、とても大切ですね。ありがとうございました。
[ 2009/07/11 21:41 ] [ 編集 ]

基本の見直し

管理人さんが言われるとおりに、季節性インフルエンザに大してもきちんと対処することが本筋だと思います。

2・3番目に関してはマスコミを含めて啓蒙が必要でしょう。
マスコミは5-6年前からタミフルを服用しないとインフルエンザが直らないと錯覚させるような報道を繰り返しています。

[ 2009/07/11 23:04 ] [ 編集 ]

H1N1の理解

2009H1N1の遺伝子解析から

1)弱毒性(気道に限局した感染)である。(全身感染の原因となるHAのアミノ酸配列を持たない)
2)現在は人への適応が完全ではない。適応すればもっと感染力が増し集団感染を引き起こす。

1)に関しては強毒性(全身感染)H5との交雑など大きな変異がない強毒化しない。RNAの1塩基の突然変異ぐらいでは強毒化しない。
2)に関してはRNAの1塩基の変化で起きうる。

過去の流行をみると新型H1がでると従来の季節性と入れ替わるか、衰退する。

やはり「季節性インフルエンザに対する感染対策をきちんとしなさい」と言うことですね。

それとH5N1のインドネシア・エジプトでの動向に注意を怠らないように。
[ 2009/07/11 23:24 ] [ 編集 ]

発熱に抗生剤、抗インフルエンザ薬>欲しがる患者や家族はもちろん処方する医師にも問題があります。医師会や厚労省がマスコミを通じてキャンペーンをする必要があるでしょう。タミフル、リレンザ、特効薬から副作用まで極端な扱われ方をされてしまっています。
新型だけでなく通常のインフルエンザに対して、もっと適切な報道が今こそ必要と思います。
[ 2009/07/13 11:55 ] [ 編集 ]

日常の院内感染予防対策ができていない・できない

 診療所や病院にかかわらず、多くの医療機関において季節性インフルエンザ対策が現状でできていない・できない、という現実がある。だから、今回の新型インフルエンザ対策が問題になっているのだと思います。
[ 2009/07/13 13:42 ] [ 編集 ]

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