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新型インフルエンザで重症者や死者が多い理由を図解する
番外編 新型フル患者分布地図 国立感染症研究







1918年の新型インフルエンザウイルス罹患患者の収容の様子…こんなことにはならないのでご安心ください

厚生労働省:新型インフルエンザ対策関連情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

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発熱外来の運営で決まっていないこと(2) 

 ふるふる様からの意見を踏まえ、続報です。

 私自身は医師の立場から、発熱外来に報酬は必ず発生すべきだと考えています。医師業務は決してボランティアではありません。その報酬額が少量であっても、自治体は医師に対して誠意を見せなければなりません。もちろん、実際に報酬を出すかどうかを決めている自治体はないと思います(あったら情報をいただければ幸いです)が、お金は出るところから出ますので、命の心配の方が大切です。

 ふるふる様からの意見の通り、発熱外来従事職員には第一優先で プレパンデミックワクチンが接種されますが、ご指摘の通り、効果が出るまでに2~4週間かかりますので、発熱外来設置には絶対間に合いません。この点は、豚丸デブ湖が盛んに広報活動しておりますが、医薬品の管理に関しては国(厚生労働省)が動いていただかないと、一自治体ではどうにもなりません。
 厚生労働省は、「新型インフルエンザに関するガイドライン(フェーズ4以降)(案)」に関するパブリックコメント意見概要(http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?ANKEN_TYPE=3&CLASSNAME=Pcm1090&KID=495060188&OBJCD=&GROUP=)において、事業所で
「業務継続について公的に補償はあるのか」という意見に対し、tamiful2.jpg
「感染について、労働災害として証明するのが困難を伴うことから、補償制度を設けるのは難しいと考えています。」との回答ですので、診療所も事業所ですから、悩んだ挙句、逃げ出すのも医師としてではなく家族を守る一人の人間として正しい選択だと思います。

 「タミフルをあらかじめ用意しておく」というのは、おおっぴらには言えませんが、多くの医療従事者が実行している行動だと思います。パンデミック時には、「発熱外来に行けばタミフルがもらえる」といううわさが広まり、パニックを超えて暴動・強奪・略奪さえ起こる可能性があります。

 最後に、都道府県議員、市町村議員および知事、市町村長がどんな政策を掲げ、どのような理念を持っているのかを皆さん知っていますか? 私も含め、ほとんどの方が知っていない、興味ないというところではないでしょうか。

 地方自治体の職員は、都道府県議員、市町村議員が多数決によって決定した予算案を遂行しているに過ぎません。新型インフルエンザ対策のような問題となると、新たな法律や条令を作成しないと解決しないことも多く、地方自治体の職員は今ある法律、条例の範囲内でしか対策案を提示できません。きちんと議論することが仕事なのは議員なのです。国会議員だけでなく、都道府県議員、市町村議員にも意見をどんどん国民は言うべきです。多くの議員が今はホームページを製作しており、意見を受け付けています。日本は三権分立されており、「行政府」である役所は、「立法府」である議会が作成したルールにのっとり業務を遂行しているのです。いろいろな問題について責任ある議論が「議事録」としてのこり、採択により「行動」が把握できる議会というものの重要性を、最近知るようになってきました。自治体関係者はふるふる様の怒りを謙虚に受け止めるべきですが、その怒りをぜひ議会・議員にもぶつけていただきたいと思います。真面目に考えるほど、私は自分の無力さに虚しさを感じてしまいます。

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[ 2008/03/19 00:00 ] 発熱外来 | TB(0) | CM(1)

おとといはすみませんでした。なんか書いてるうちに腹立って来ちゃって。
私だって命の保証があるなら、最前線に出たいです。臨床医はみんな同じ事で悩んでると思います。
「補償制度」については、回答を見る限りでは一般事業所についてと思われるので、診療所や発熱外来で倒れた場合は見舞金くらいは出るように思います。
私はあきらめずに、首相知事議員にメールを書きます。
[ 2008/03/20 08:08 ] [ 編集 ]

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