TOP PAGE 210万人死亡イメージ 木村盛世等
新型インフルエンザで重症者や死者が多い理由を図解する
番外編 新型フル患者分布地図 国立感染症研究







1918年の新型インフルエンザウイルス罹患患者の収容の様子…こんなことにはならないのでご安心ください

厚生労働省:新型インフルエンザ対策関連情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

10年間新型インフルエンザが発生しなくてもいいですか 

 今日のテーマは、私がこれまで書いてきたことと矛盾する点もあると思いますが、考慮すべき重要な点ですので、ご了承下さい。

 現在、日本で進められている新型インフルエンザ対策の医薬品的な対策は、以下の2つです。
1、プレパンデミックワクチンの準備
2、タミフルの備蓄

 更に、防護服の準備や訓練の実施を進めています。これらは全て税金によって行われています。 さて、プレパンデミックワクチン、タミフルのような医薬品には、有効期限が存在します。さらに、防護服も1回買えば永遠に使用できるのではなく、やはり有効期限が存在します。

 ここで、仮にプレパンデミックワクチン、タミフル、防護服の準備が2008年度に100%達成できたとします。すると、なんとなく、
「ああ準備ができてよかった。これで新型インフルエンザ対策は一件落着だ」
という気持ちに誰もがなるでしょう。

 実はこれ以降が(言い方がきついですが)泥沼への始まりなのです。毎年毎年、莫大な予算を新型インフルエンザ対策に投ずるしかなくなります。

 プレパンデミックワクチンは、その流行時期に合わせてあらたな株でワクチンを作り直す必要があります。タミフルも有効期限が切れる前に新しいものを購入しなくてはいけません。その他備蓄品も同様です。

 今年は国民の意識が上昇しつつある時期なので、対策に投じる予算が増えて文句を言う人はまずいない状況です。しかし、10年後、20年後、新型インフルエンザ完全爆発が起きなかったとき、必ず次のような議論に発展するでしょう。
「新型インフルエンザ対策への予算を削り、他の予算へまわすべきだ。」

 実は、こうなることに気がついている人は少なからずいます。しかし、今の世論ではそれを政治家が言うことはもはやタブーにすらなってきてしまっているので、誰も言い出せません。

 10年間、20年間、50年間新型インフルエンザが発生しなくても、皆さんいいですか?その負担に耐えられますか?許せますか?文句言いませんか?よく考えてみてください。

スポンサーサイト
[ 2008/04/06 00:00 ] 行政の会議・計画 | TB(0) | CM(5)

この問題、地震対策の備蓄で既に家庭レベルでも起こっています。数年前に地震対策として食料、日用品の備蓄をはじめましたが、当然維持するために入れ替えをしなければなりませんので、費用がかかります。僕は必要なコストだと思っていますが、余り関心のない家の者が同じ意見とは限りません。
国レベルの新型インフルエンザ対策も、僕はその脅威が無くならない限り必要なコストだと思っていますが、もともと関心が薄く、知識のない人々は文句を言い始めるでしょうね。しかしこれは他の災害対策と同じで、いつくるかわからないから辞めてしまおうというのは非常に愚かで危険です。
ですから国はもっとこの問題について広報をして、正しい知識が国民に行き渡るようにしてもらいたいのです。誰が見るのかわからないようなCSチャンネルや厚労省のHPで遠慮がちに情報提供してもダメなんです。
[ 2008/04/06 06:24 ] [ 編集 ]

例えば各地で国や自治体で無駄な建築物があります。
その建設費や維持費管理費を考えると新型インフルエンザ対策の費用なんて小さいものでしょう。
あとは予算配分の優先順位の問題ではないでしょうか。

[ 2008/04/06 06:46 ] [ 編集 ]

大切なご指摘、ありがとうございます

そうなんですよ、賞味期限があるんですよね。
ワクチンは期限切れ前に希望者に打っちゃえばいいんですけど。防護服はどうする…
そこまで視野に入れた議論ができる状況に、早くなるといいです。

それに新型インフルエンザが発生した後も、数十年毎に繰り返すことに変わりはありません。長期的に、どういうシステムやコンセンサスを作るべきか、大きな視点で見ていきたいです。
[ 2008/04/06 07:45 ] [ 編集 ]

家計でも各種生命・損害保険は家庭を維持するランニングコスト(全部で年間20万円として年収の2~3%)を皆払っていますよね?それと同じ。国民の命を守るための保険料として年間予算の1%程度(500億円程度)使うことに問題はないと思うのですが。
[ 2008/04/06 13:26 ] [ 編集 ]

タミフルはもう少し長持ち

タミフルに限って言えば、決められた5年以上持つと言う話があります。

また、流通在庫との関係を検討したタミフルもったいない計画という文書が洙田氏によって発表されています。

http://www.rescuenow.net/other/tamimm.pdf
http://www.rescuenow.net/other/torifuru20070206.html
[ 2008/04/07 00:26 ] [ 編集 ]

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://newinfluenza.blog62.fc2.com/tb.php/89-8deae0ef










上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。