TOP PAGE 210万人死亡イメージ 木村盛世等
新型インフルエンザで重症者や死者が多い理由を図解する
番外編 新型フル患者分布地図 国立感染症研究







1918年の新型インフルエンザウイルス罹患患者の収容の様子…こんなことにはならないのでご安心ください

厚生労働省:新型インフルエンザ対策関連情報
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

「咳エチケット」ってよく知っているのが3.1% 

 日経メディカルに、咳エチケットの普及度についてアンケート結果が掲載されています。

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/pandemic/topics/200903/509785.html

 それによると、「よく知っている」は3.1%で、「聞いたことがあるがよくは知らない」も16.1%、80.8%もが「聞いたことがない」と回答していて、「咳エチケット」の言葉はまだ十分に浸透していないことが分かりました。

 また、「インフルエンザ対策として思い浮かぶもの」の問いでは、「ワクチン」と回答した人が90.2%と最も多く、「うがい」83.6%、「手洗い」77%と続きましたが、「マスク」は21.4%と低かったようです。

 この現実をしっかりと認識し、普及啓発活動はどうあるべきか考えていきたいです。

[ 2009/03/21 00:00 ] 季節性インフルエンザ | TB(0) | CM(0)

インフルエンザ警報・注意報発生システム 

 季節性インフルエンザのピークもほとんどの地域で過ぎ、警報が解除されつつありますが、そもそも、インフルエンザ警報・注意報発生システムとはなんだか知らない人がほとんどです。

 そこで、国立感染症研究所 感染症情報センターのホームページより、インフルエンザ警報・注意報発生システムについて引用しますので、これを機会に勉強しましょう。

 少し複雑な基準になっていますので、ご注意ください。

 新型インフルエンザが発生した場合、このサーベイランスが基準になることは明確です。このインフルエンザ警報・注意報発生システムを理解せずに、新型インフルエンザの流行を地域で知ろうとするのは不可能ですので、必ず理解してください。

https://hasseidoko.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/guide.html

 厚生労働省・感染症サーベランス事業により、 全国約5,000のインフルエンザ定点医療機関を受診した インフルエンザ患者数が週ごとに把握されています。 過去の患者発生状況をもとに基準値を設け、保健所ごとにその基準値を超えると注意報や警報が発生する仕組みになっています。
流行レベルマップの見方

国立感染症研究所感染症情報センターでは、インフルエンザ流行に 関連する参考情報として、この「警報・注意報発生システム」により 得られた情報の一部を還元提供いたします。具体的には、都道府県ごとに警報レベルを超えている保健所があれば赤色系3段階で、注意報レベルを超えている保健所があれば黄色系3段階で示してあります。色の段階は各都道府県の保健所数に対して警報・注意報レベルを超えている保健所数の割合です。また、都道府県ごとに全保健所数と警報・注意報レベルを超えている保健所の数を見ることもできます。

 

警報・注意報レベルを超えている保健所数の割合

警 報

大きな流行の発生・継続が疑われることを示します。

70 ---> 100%

 

30 ---> 70%

 

0 ---> 30%

 

注意報

流行の発生前であれば今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があることを、流行発生後であればその流行がまだ終わって いない可能性があることを示します。

70 ---> 100%

 

30 ---> 70%

 

0 ---> 30%

 

警報発生のねらいと見方

 本警報システムのねらいは、感染症発生動向調査における定点把握感染症のうち、公衆衛生上その流行現象の早期把握が必要な疾患について、流行の原因究明や拡大阻止対策などを講ずるための資料として、都道府県衛生主管部局や保健所など第一線の衛生行政機関の専門家に向け、データに何らかの流行現象がみられることを、一定の科学的根拠に基づいて迅速に注意喚起することにあります。
 警報には、流行発生警報と注意報の2種類があります。警報の意味は、大きな流行が発生または継続しつつあることが疑われるということです。注意報の意味は、流行の発生前であれば、今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があるということ、流行の発生後であれば流行が継続している(終息していない)可能性が疑われることです。 ほとんどの感染症では、時間の経過とともに流行が地域的に拡大あるいは移動していくものであり、流行拡大を早期に探知するためには、小区域での流行状況を広域的に 監視することが重要です。本警報システムでは、当該保健所とともに、当該都道府県 内の全保健所の警報発生状況、全国の警報発生状況を提供しています。


警報発生の仕組み

  警報は、1週間の定点あたり報告数がある基準値(警報の開始基準値)以上の場合に発生します。前の週に警報が発生していた場合、1週間の定点当たり報告数が別の基準値(警報の継続基準値)以上の場合に発生します。注意報は、警報が発生していないときに、1週間の定点あたり報告数がある基準値(注意報の基準値)以上の場合に発生します。
 警報の基準値は、過去5年間の流行状況(全国の定点を有する保健所数×5年間×52週;インフルエンザ定点では延べ約17万週)の中で、一連の警報発生の起こる確率が1%程度になるよう に定めたものです。注意報の基準値は、警報発生後の注意報を除いて、警報発生前の 4週間に注意報が出る確率を約60~70%、警報が発生しない期間に注意報が出ない確率 を約95~98%、注意報が出た場合にその後4週間以内に警報が出る確率(注意報の的中率)を約20~30%になるように定めています。
警報・注意報の基準値を以下に示します。
なお、基準値はすべて定点当たりの値です。

 警報対象疾患

流行発生警報

流行発生
注意報

開始基準値

継続基準値

基準値

インフルエンザ 

30

10

10



[ 2009/03/16 00:00 ] 季節性インフルエンザ | TB(0) | CM(1)

インフルエンザの感染経路が空気感染24%という報道の真偽はいかに? 

 山梨県内で昨年10月末から一時期、インフルエンザが局地的、突発的な流行をみせた。全国的には発症例がほとんどみられない時期になぜ流行したのか。今冬のインフルエンザの流行のピークは過ぎようとしているが、局地的、突発的流行の原因がわかれば今後の防衛策が打てる。(牧井正昭)

 山梨県健康増進課の感染症担当者によると、県内の甲府市周辺と峡北地域で、1月から数えて44週(10月第4週)からインフルエンザの患者が出始め、46、47週(11月第3週)には医療機関からの定点患者報告で県平均が5・18~5・25人となり、首都圏と比べて突出した数字が報告された。46週の甲府市周辺に限定すると、10・15人となり、注意報レベル(10人超)となった。

                  ◇

 インフルエンザウイルスは気温、湿度が下がると活動が活発化するといわれる。ウイルスはたいてい口や鼻から人の体に入り込む。「体内に入ると気管表面の細胞に吸着して、その後、細胞内部に入り込みウイルス遺伝子を増やす。ウイルス自体は細胞分裂しないので人の細胞を借りてウイルスを増殖し、遊離する」(県担当者)。この間が1~3日、感染者に高熱や筋肉痛などの症状が表れ始める。

 感染様式は3タイプに大別できる。他人のくしゃみやせきではき出されたウイルスを近くの人が吸い込む飛沫(ひまつ)感染。空気中に漂うウイルスを吸い込む空気感染。もうひとつが手などの接触感染。ウイルスがついた手で食べ物を口に運ぶケースだ。 全体の割合としては飛沫感染が60%台と多く、空気感染24%、接触感染が15%。

                  ◇

 甲府市周辺などで早くからインフルエンザが流行した原因は何か。県の調査では当初はA香港型が流行し、年末にはAソ連型となり、年明け後はB型とウイルスタイプが代わった。「流行した区域にA香港型に対する免疫を持った人が少なかったとの見方があるが裏付けはない」と県担当者は話し、確定的な要因とはいえないとしている。

 湿度の低下はどうなのか。湿度が低いと、のどの粘膜の防御機能が低下するとされる。甲府地方気象台の記録では、10月の月平均湿度が70%に対して、日平均では29、30日が59%。11月は月平均65%に対して、19日が35%。おおむね流行週と一致する。

 インフルエンザと湿度の関係を研究している宮城県地域医療情報センター(仙台市)では、「インフルエンザの流行は絶対湿度が11グラム/m3以下になって始まる」と説明する。「7グラム/m3では、より流行が起こりやすい」そうだ。絶対湿度とは1立方メートルの空気に含まれる水蒸気の量をグラム数で表したものだ。絶対湿度の11グラムとは「体感的に乾燥を実感する数値」だという。空中に放出されたウイルスは17グラムでは生存できず、11グラム以下だと生存率が高く、流行が始まるという。甲府市の絶対湿度を算出してもらうと、46週が「7グラム/m3」、47週は「4・6グラム/m3」となり、突発的な流行期と重なった。

 だが同情報センターでは「湿度はインフルエンザが流行する環境要因であって、必ず流行するとはいえない」という。インフルエンザは人から人に感染するため、危険な絶対湿度であっても学校が休みでは子供たちの間では広がらない。同情報センターでは「流行はそこに原因がなければならない」と加えた。昨年10月末から11月に甲府市と周辺、峡北地域で人が集まるイベントなどがあったかまでの追跡は不可能だが、湿度が要因であることが改めて分かった。

 防衛手段として“きょうは乾燥しているな”と感じたら要注意。こういう日は人込みには近づかないか、マスクを着用すべきだ。またインフルエンザにかかった人からは3~7日間は体内からウイルスが出るといわれている。この時期、マスクは未感染者でも必携といえる。
(2009年3月12日 産経新聞より引用・一部改編)

 この記事には、インフルエンザの感染様式として
全体の割合としては飛沫感染が60%台と多く、空気感染24%、接触感染が15%。 と記載があります。このデータはいったい何に基づくデータなのでしょうか。もしこれが本当ならば、医学会の常識が大きく崩れてしまいます。

 空気感染24%、本当なのでしょうか。根拠もしくは引用文献を知りたいです。ご存知の方がいましたら、教えてください。

[ 2009/03/15 00:00 ] 季節性インフルエンザ | TB(0) | CM(0)

うがいはインフルエンザ予防に効果ありません 

 風邪やインフルエンザの感染予防法として効果があるとされている「うがい」。しかし、実は全く科学的根拠がなく、予防効果はないかもしれない―。2009年2月6日に東京都内で開かれた講演会で、2人の研究者が「うがいの予防効果」に疑問を投げ掛けた。

 文部科学省の「振興・再興感染症研究拠点形成プログラム」の一環として開かれた公開講演会「新型インフルエンザ研究最前線~3人のトップ科学者が語る」(主催=文科省、理化学研究所感染症研究ネットワーク支援センター、東大医科学研究所)で、東大医科学研究所の河岡義裕教授と東北大大学院医学系研究科の押谷仁教授が、それぞれうがいについての見解を示した。

 河岡教授は「わたしたちは、子どものころから『うがいと手洗いをしましょう』と言われているが、海外では風邪やインフル対策のためにうがいを推奨しているという話は、一度も聞いたことがない。うがい(で洗浄)できる範囲は限られており、鼻などからの侵入は防げない。1983年からインフルの研究をしているが、うがいで感染を防げるとは思えない」と述べた。一方で、「手洗いは重要。マスクはしないよりした方がよい」と指摘した。

 押谷教授は 「厚生労働省はインフル予防策としてうがいを推奨しているが、うがいによる予防効果は、エビデンスがない」とし、「それよりも手で顔を触らないようにすることが大切」と強調。「インターネット上では高い機能を備えたマスクや空気清浄機などが予防に効果があるという情報も流れているが、こういった情報にも疑問が残る」と述べた。  また、せきエチケットについても言及。 「海外では、くしゃみやせき(の飛沫)を手の平ではなく服の袖で受けるように推奨している国もある。手で受けた場合、その手でつり革やドアノブを握ってしまうので、感染が広がる。しかし、袖で受けておけば、袖でつり革などを握ることはないので、感染が拡大しにくい」と語った。
(2009年2月6日 キャリアブレインより引用・一部改編)

 やはり実りのある講演会だったようで、このような当たり前のインフルエンザ対策をもっともっと普及啓発することが、新型インフルエンザ対策への第一歩なのだと改めて感じさせられます。

[ 2009/02/17 00:00 ] 季節性インフルエンザ | TB(0) | CM(0)

季節性インフルエンザの予防内服CDCガイドライン 

http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/rr57e717a1.htm

季節性インフルエンザの発生が日本各地でピークを迎えつつある今、発生した場合の予防内服をどのような基準ですべきかについて、各保健所に様々な問い合わせが来ていることでしょう。

日本ではタミフル、リレンザの添付文章に使用上の注意が記載してある程度ですが 、

Prevention and Control of Influenza Recommendations of the Advisory Committee on Immunization Practices (ACIP), 2008

Box 4 に記載があるので、ご確認下さい。

ちなみに、Prevention and Control of Influenzaは、毎年夏頃に公表されますの で、チェックしてみてください。

新型インフルエンザ対策における予防内服の方法を考える上で、まず必ず知ってお かない項目です。

[ 2009/02/01 00:00 ] 季節性インフルエンザ | TB(0) | CM(0)









上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。